「時間」に追われない仕事術。
どうも、TOMOです!
本日は、「短期的な視点」と「中長期的な視点」のバランス意識というテーマで記事を進めていきます。
仕事をしていると、「やっている実感」を得たくなる人はいらっしゃるのではないでしょうか?
「何かしていないと落ち着かない・・・!」
そんな気持ちです。
営業などのクライアントとの距離が近い仕事であると尚更かもしれません。
売上・利益の月間目標を掲げて仕事をしている方は、常に目標に直結した何かに触れていないと落ち着かない、ということがあるかと思います。
常に売上・利益に直結する動き方を続けることは、目標達成に向けて非常に大切なアクションであります。
ただ、その意識で続けていると、ずっとそのレースが続きませんか・・・?
まるで、「田植えをした後に成熟していない状態で収穫して米を食べてしまう」ようなことをずっと続けるのと似ている気がします。
これでは、いいお米はいつになっても育ちませんね。
仕事も同じで、「じっくりと育てる過程」が極めて重要です。
短期的な収益、結果ばかりに目がいくとそこに思考が集中するので、気づけばアクションが目先の利益中心になってしまうのです。
本人が「短期的利益追う事が楽しくて仕方がない!!!」
であれば、そのまま続けていいと思いますが、大半の方は段々と仕事の意義を見出せなくなってきていつか疲弊しきってしまう気持ちなのではないでしょうか。
まず本人がその意識になってしまっていることに気づくことが大事になります。
では、どういった意識の持ち方をすれば、このラッドレース現象から脱却して理想的な結果の出し方が継続できるようになるのでしょうか?
それは、
「短期的な結果」と「中長期的な結果」の2つに意識を分けることです。
営業やマーケティングだと、「今すぐ客」と「そのうち客」という表現をすることもあるかと思います。
「中長期的な結果」を育てていく意識が重要です。
土台となる部分は単発的な行動だけを繰り返していたら、一向に太くならないものです。
この土台となる部分に意識をもち、育てる時間を確保すること。
そして同時に、「短期的な結果」にも意識を置いて追いかけていくこと。
決して、短期的な収益を追う事が良くないこと、と主張しているわけではありません。
短期的な結果を追わなければ、結果がずっと出ていない状態が続きます。
自分からしたら進んでいると感じるかもしれませんが、周りからしたら「何も進んでないじゃないか。」と捉えられてもおかしくないのです。
特に正社員での働き方だと、「給与もらっているのに、今月は何もしていなかったのか。」となってもおかしくはありません。
じゃあ、フリーランスだったら許されるのか、というと、短期的な収益がなければ「収益0」です。
上司に怒られたりすることはありませんが、この状態が続けば自分の生活が窮地に追い込まれることになってしまいますね・・・。
大事なのは、「バランス意識」です。
常に「短期的な結果」と「中長期的な結果」の2つにバランスに意識を置いて思考していくことです。
中長期的な土台形成にコツコツと時間をかけ、土台が構築されてくれば、短期的な結果も出やすくなるケースが沢山あるかと思います。
営業活動であれば、中長期的に大口顧客との関係性を築き、1年後には毎月一定額の売上が入ってくるような状態を築けるかもしれません。
ブログであれば、1年間はほぼ無収益だったけれど、コツコツ溜めた記事が点と点同士が繋がりを生み出して一気に収益が伸びるかもしれません。
「7つの習慣」という大ベストセラーにも、「ガチョウの黄金の卵」の事例で同じようなことが記載されています。
黄金の卵を毎日生むガチョウがいて、それに目がくらんだ人がガチョウのお腹を切って一気に黄金の卵を取り出そうとしてしまう話です。
結果は、黄金の卵はお腹から出てこない。
黄金の卵を求めるのであれば、「しっかり育つまで待つことが大事である。」ということが分かりやすく理解できる事例です。
このバランス感覚は、「経験」から掴み取っていくことが一番だと感じます。
本でこの内容をインプットしたとて、仕事の現場だと短期的な結果を最優先にしなければならない場面が多々あるので、そんな簡単なことではないのです。
なので、バランス感覚を常に意識を持ちながら日々の仕事に向き合うことです。
このバランス感覚の意識化を図る上で大事な考え方を最後に1つ紹介して終わりましょう。
それは、
「自分は何に時間を使っているのか?」
ということを知ることです。
なんでこんなに短期的な仕事ばかりに追われているんだろうか?
今の仕事で手放せる業務はないのか?
働く時間を増やして帳尻を合わせればいいや、という短絡的な思考に陥ってはいないか?
意外にも、仕事熱心に突っ走っている方ほど、時間の使い方の詳細が把握できていないものです。
逆に、高い成果を出しているのに早く帰宅する社員は、このあたりにものすごく意識を置いて仕事と向き合ってることが多いことがほとんど。
目の前に起きている「現象や事象」だけで判断をしていると、
「あの人は特別。自分とは才能が元々違うからなぁ。」
と無意識的に「初期値」を原因にして正当化してしまいます。
そうではなく、「見ている現象」の内側にある意識にフォーカスすることが大事なのです。
おそらく結果をコンスタントに出す方は、「時間への意識」が強いと思われます。(※もちろん、体力と精神力を強みにしてひたすらに量で結果を出す方もいらっしゃるかと思います!)
時間は有限。その中で最大の結果を出すためには、「短期的視点」と「中長期的な視点」のバランス感覚を養っていくこと。
そのために大事な意識のポイントは、「自分の費やしている時間」にフォーカスを当てて日々を過ごしていくこと。
これらが今日お伝えしたかったポイントです!
活用できそうなことが一つでもあれば嬉しく思います(^^)/
それでは、本日はこの辺で<(`^´)>
TOMO
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