45歳、突然の告知(がん&乳房の腫瘍)
■はじめまして
人生って何が起こるか分からない──今の私はそんな心境の真っ只中です。
はじめまして。もともと子です。
大きな病気ひとつしたことがなく元気自慢の私がこの夏、2つの病気を告知されました。どちらも初期で発見されたものとはいえ手術を伴うもので、術後も再発の可能性と付き合っていかなければならないものです。
■葉状腫瘍(もしくは繊維腺腫)
ひとつは乳房にできたしこり。繊維腺腫か葉状腫瘍と言われています。しこりが小さい段階ではこの2つを判別するのは難しいそうです。私も生検を受けましたが、どちらかはっきり分かりませんでした。
ただ良性の繊維腺腫が大きくなるのは30代までなのに対し、私の場合、40代でしこりが大きくなっています。その点を考慮すると葉状腫瘍の可能性が高いようです。
病気の概要は下記リンク先を参照ください。
https://ucc.or.jp/breastcenter/blog/not_breastcancer
■腎細胞がん
もうひとつは腎細胞がん。別件で撮った肺のCTに偶然映り発見されました。幸いがんは14ミリと小さなもので、腎臓内にとどまり転移もなく、進展の度合いを示すTNM分類ではT1aN0M0にあたるということです。
こちらも概要をリンクしておきます。
https://ganjoho.jp/public/cancer/renal_cell/index.html
■皆、検診に行こう!
詳しくはいずれ書くと思いますが、ふたつの病気はいずれも人間ドックが発端となって見つかったものです。
私は毎年のようにドックを受診していますが、これまでは、血便→大腸内視鏡検査→肛門が切れてただけでした、などとしょうもないことで引っかかるくらいでした。
今年もこれまで通り、何の異常もなく終わるかなと能天気に構えていたところに要精密検査の文字。
楽天的な私は、それでもまだ自分に病気が見つかるとは思っていませんでした。なにしろ特に自覚症状もなく、体力も気力も充実していましたから。何か見つかっても良性のものだろうと。
でも自分をずっと若いままだと錯覚してはいけません。いえ、若くても病気になってしまうこともあります。それは確率の問題であったり、運だったり、とにかく自分ではどうしようもないことです。
だからこそ、自分の健康を過信せず健康診断をきちんと受けることが大切なのです(過剰診断はまた別の問題ですが)。
おかげで私は手術を受ければ治る可能性が大いにある、という段階で病気を見つけてもらえました。
人間ドックの読影医を筆頭に、私の病気を見つけ加療してくださっている医療従事者の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
■このnoteでは
葉状腫瘍も腎細胞がんも実は少数派らしいです。
腎細胞がんにかかる割合は10万人に約6人〜10人、男性患者の方がやや多いといわれています。がん全体からみると約1%だそうです。
葉状腫瘍はもっと珍しく、発生頻度は全乳腺腫瘍中0.3~0.9%といわれています。
そのため、他の内臓系のがんや、同じ乳房の病気でも乳がんの患者さんと比べて体験談が少なく、情報収集がなかなか進まないというのが私の実感です。
興味があることはとことんまで調べてしまう傾向(オタク気質)があるので、もどかしい思いをしています。
闘病中は他の患者さんのブログなどは読まない方がいい。同じ病気でも患者一人一人で状態も経過も違うから参考にならない。そういう意見があるのは知っています。でも、私と同じように、自分の病気を知りたい、同じ病気の人がどんな生活を送っているか参考にしたい、と考えている人もいるはずです。
私はこれからそういう人のために自分の病気のことを綴って行きたい──という立派なことではなく、私の気持ちの整理用に治療の経過を記録して、ついでにそれがいつか世の中のどこかでちょっと参考にしてくれる人がいたらいいな、という気軽なものです。
なので、医学的なことはご自分の主治医にお尋ねください。私が書くのはあくまで私のケースです。正確な記述を心がけますが、医療従事者ではないため間違っているかもしれません。その点、どうか心に留めおいてください。
長々と堅苦しく書いてしまいましたが、今後は独り言に近いような気軽な感じでひっそりと書いていきたいと思っています。本来、私は堅苦しいことが苦手なのです…ふざけたことなどはTwitterで呟いてます。下品です。興味があるならフォローを(そんな人居ないでしょうけど)。
■自己紹介
最後に簡単なプロフィールです。
・45歳女性
・大学生から小学生まで4人の男の子の母
・愛する夫は単身赴任中
・週2、3回アルバイトをしています
・ゲームと漫画と猫と食べることが大好きな平凡な人間です
・オタク気質(何オタかは秘密♡)
・既往症なし
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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