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好きなことはひとまず置いといて、嫌なことから離れてみた
ちょうど去年の今頃、仕事についてとても悩んでいました。
周りの人も優しいし、職場環境もそこまで悪くない、みんな普通に働いているのになぜこんなに苦しいんだ!としんどくなっていて、自分の体調と仕事のことばかり考えていました(懐かしい)。
今日は、会社員から離れてフリーランスをするきっかけになった、当時考えていたことを公開しちゃいます!
参考になるかは微妙ですが、記録としてnoteに残しておきますね。
今までの仕事から、自分の好きと嫌いを考えてみた
「今の仕事が嫌なら、私は何をすると良いのか」ということを長い間考えた結果、今までの経験を振り返ってみて、嬉しかったこと・好きだった仕事・逆に嫌だったことを考えてみることになりました。
いきなりですが、私の仕事遍歴をご紹介します✨
はじめての仕事は工場の短期バイト🍞
高校3年生の冬に始めた、近所のパン工場のアルバイトが、生まれてはじめてのお仕事でした。
推薦合格で大学受験が早く終わり、友達の誘いで近所の大きなパン工場で短期バイトを開始。お金を稼げた喜びと、食堂でタダでパンが食べられたのが良い思い出です。
キッチンバイトを3日で逃げる💨
大学1年生の夏休みから、本格的にアルバイトを始めようと思い、通学圏内に回転寿司の求人を見つけて応募。ホールの募集だったのに、なぜかキッチンに採用されました。笑
ここは、入った初日で「無理だ。」と感じて3日目で「今日でやめさせてください。」と申し入れ、逃げるように辞めていきました。笑
回転寿司はスピード命だし、注文がポンポン入るんですね。目まぐるしく続く作業をバイト初日から任されるし、みんな急いでいるからピリついてるし、なんか店長がエリアマネージャーらしき人に怒られてるし…てな感じで私のメンタルは持ちませんでした。笑
近所でコンビニ・パン屋の掛け持ちバイト
回転寿司のスピード感についていけなかったので、飲食店を外して再度アルバイトを探します。
まずは近所のコンビニでアルバイトを開始しました。あまりお客さんが来ないコンビニだったのと、3時間とかほんのちょっとのシフトでも入れてくれたので働きやすかったですね。暇すぎてお客さんと立ち話してました。
お金を稼ぎ出して欲が出たのか、もう少しお金が欲しくなった私はアルバイトを掛け持ちすることになります。サークルや友達との飲み会、洋服代、旅行代などでお金がどんどん必要だったんです(勉強どこいった笑)。
そこで、ちょっと憧れだったパン屋でアルバイトを始めました。ここは基本固定シフトのアルバイトだったので、土日の朝にシフトを組んでもらいました。働き終わってもまだお昼なので、そのあとコンビニのバイトをしたり、遊びに行ったりしてとても充実していました。
仕事内容もすごい難しいこともなく、レジでお客さんと話すのも楽しくて「接客向いているのでは?」と感じ始めました。
友達の紹介でレジのアルバイトを始める
コンビニはお客さんが少なすぎて、まさかの閉店する事態に。
使えるお金が減っちゃうなぁと思って、掛け持ち先を探し始めました。
そしたらちょうど、友達のバイト先が人手が足りなくて困っているとのこと。面接してすぐ採用してもらえました。
仕事内容はデパート内の洋服や化粧品フロアにあるレジ業務です。様々なブランドの販売員の方が顧客様のお会計を持ってきて、私が会計処理を行うという流れ。デパートなので結構高額なお会計が多く、慣れるまでとてもヒヤヒヤしました。一度すごい額の誤差を出してしまい、しばらくは生きた心地がしなかったです。笑
バレンタインのバイトで接客最高!となる🍫
たしか大学4年生のとき、時給も高いこともあってバレンタインの催事場での短期バイトをしたんですけど、ここで接客の楽しさ・喜びを味わうことができました。
このバイトで、思い出に残っているできごとがあります。
あるお客さんから、チョコを選んで欲しいと頼まれました。どんな人にあげるのか、その人とはどんな関係なのか等伺って、オススメを提案したのですが、まだ迷っていたらしく「他も見てきます」と言い、他の売り場に行ってしまいました。その30分後くらいに同じお客さんが戻ってきて、わざわざ声をかけてくれたんです。「あなたの事思い浮かんじゃって。やっぱりここであなたに選んでもらったチョコ渡してみる!」と言って私がオススメしたチョコを買ってくださいました。この時にお客さんが私を思い出してくれたことも嬉しかったし、何よりお客さんがウキウキ楽しそうな笑顔を見せてくれたことがとても嬉しかったのを覚えています。
就職先はドラッグストアの販売員×専門家🥼
無事、薬剤師の国家試験に合格し、卒業後はドラッグストアに就職。OTC医薬品(市販薬)の販売員として働き始めました。
品出しのように体力が必要な仕事も多く大変ですが、メインの仕事は接客。お客様の悩みを聞いてその方にあった薬や健康食品、化粧品なんかをおすすめします。場合によってはシャンプーやサポーターなど、もうドラッグストアに置いているもの全てを駆使して(笑)お客様のお悩みを解決します。
今度はなんでも売ればいいと言うものではなく、お客様の健康を害する場合は、売らないという選択肢も含めて接客をしなくてはなりません。持病のある方に薬を販売して体調が悪化したら大変ですからね。
なので薬の専門家として今まで以上に真剣に話を聞き、誠意のある接客をしてきました。
頑張っていると、私のいるタイミングをみて買い物に来てくださる方も増えてとてもやりがいを感じていましたね。頼ってもらえているっていうのも、仕事のモチベーションとなっていました。
4年ちょっとOTC薬剤師をした後、体力に限界を感じて調剤薬局へ異動したのですが、自分に合った働き方ではないことが判明。
集団の中で働いていると、常に気を遣ってしまう・他人の目を気にしすぎてしまう自分がいました。
どちらかというとポンコツでおっちょこちょいなのに、仕事できる人だと思われたい・間違ったことをしたくないという完璧主義が自分を苦しめていき、ストレスからメンタルを壊してしまいました。
↑周りの話を聞いていると、OTCで働くのは(体力的に)無理だし、調剤薬局が理想と考えている人が多い印象なので、私はたぶん少数派の人です。笑
「好き」をするより、「苦手」をなくした結果
「仕事を辞めたいなぁ」と考えていた去年の秋、次にする仕事は
人と直接関わる事ができる
従業員が少ない・1人で働く
マルチタスクではない
生活リズムが崩れにくい
という環境で仕事を探したいと思っていました。
また、薬剤師の資格にも縛られず、いろんな仕事を考えていきたいと考えていたんですよね。
仕事を辞めたばかりの頃は、興味のあった心理学を勉強してカウンセリングの仕事をしたいと思っていました。
けれど実際に勉強してみて、私は人と話すのが好きというよりは接客業が好きということがわかりました。そして今は、人に見られたり気を遣ったりするストレスのないライティングの仕事をしています。
集団が苦手で、相手のペースに巻き込まれやすい、監視されると動けなくなるタイプなので、1人でできるライティングは意外と自分の性質に合っていました✍️
自分の性格を受け入れてあげるのが一番大切
もし、今の仕事嫌だなとか、何をしたいのかわからないと言う方がいたら、今まで自分がいた環境(学校でも仕事でも家庭でも)の中で、この時が一番嬉しかった・ワクワクした・のびのび過ごせた・逆に居心地が悪かったことを考えるとやりたいことや心地良い働き方が見えてくるかもしれません。
みんなができる仕事だからといって、自分にもできるとは限らないし、逆に誰がなんと言おうと自分にとって天職であると感じる仕事もあるんです。
私は、これからも自分に一番合っていて、苦手な環境から距離を置いて仕事ができるよう行動していきたいなと思います。
(けどそろそろ、やっぱり接客してきたくなったし、興味のあることも出てきたので、来年から働き方を変えるかもです!!)
人生まだ長いので、試行錯誤しながら働き方を変えていきたいと思います✨
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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