あなたは今、ゲームセンターに激震が走っていることを知っているか?
2022年、ゲームセンターに衝撃が走り続けている。
その衝撃の先頭に立つのは、言わずと知れた業界ナンバーワンである、ラウンドワンスタジアムである。
ラウンドワンは、今クレーンゲームの増設に躍起になっている。
1/6の日本経済新聞によれば、現在13店舗で展開してるクレーンゲーム専用フロアの展開を今年中に50〜60店舗に増加させると言うことだ。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF272EB0X21C21A2000000/
クレーンゲーム専用フロアを設置するためには、それ以外のゲームを減らす必要がある。そのために、減らされているのが音ゲーや麻雀機、メダルゲームなどなのである。
ラウンドワンはその特性上、ゲーセン目的で来店する人より他のスポッチャやボーリングなどを目的として来店する人が多く(常連客<たまにくる客)、その人たちからさらにゲーセンでお金を落としてもらうためには、クレーンゲームを増設することが理にかなってはいる。(音ゲーやメダルゲームはたまにしか来ない人にとって、気軽にやりやすいゲームではない)
まして、コロナ禍で大赤字を叩き出したラウンドワンは、この窮状を打開するために綺麗事は言っていられない。そのために、この方針を取ったのだろう。株主の期待に応えなくてはならない。
ただ、ゲームセンターの常連客は割りを食うことになった。長年愛されてきたゲーム機の撤去は、彼らにはどう映るだろうか。アーケードゲームと、そのファン達の交流地点だったゲームセンターは、突然姿を消すことになる。
今日もどこかでゲーム機が撤去されている。
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