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ひろゆきは現代のソクラテス?

「あなたの感想ですよね?」というワードで多くの人間を論破している西村博之氏を知っているだろうか。

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西村 博之(にしむら ひろゆき、1976年11月16日 - )は、日本の実業家、著作家、YouTuber。日本最大級の匿名掲示板「2ちゃんねる」開設者、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」管理人。ドワンゴが提供している日本最大級の動画配信サービス「ニコニコ動画」元取締役管理人。東京プラス株式会社代表取締役、有限会社未来検索ブラジル取締役。愛称・通称は「ひろゆき」。                  wikipedia「西村 博之」より

先ほどの「あなたの感想ですよね?」2015/06/22(月)に放送された「ビートたけしのTVタックル」におけるひろゆきこと西村博之氏の発言で、他にも規制派(主に古谷氏)の主張に対し「なんかデータとかあるんですか?」「なんだろう、ウソつくのやめてもらっていいですか」などと煽り発言が飛び出し議論の場を盛り上げた。

私はこの話をしり、このひろゆきというひとは現代のソクラテスなのかもしれないと思った。

ソクラテスの「ソクラテス式問答法」を知っているだろうか。

問答法(もんどうほう、希: διαλεκτική, dialektike, ディアレクティケー; 英: dialectic)とは、古代ギリシアの哲学者ソクラテスが用いた、対話によって相手の矛盾・無知を自覚させつつ、より高次の認識、真理へと導いていく手法を指す。産婆術(さんばじゅつ、希: μαιευτική, maieutikē, マイエウティケー)、弁証法(べんしょうほう)とも。

ソクラテス式問答法はひろゆきの論破方法ととても良く似ているのだ。
その共通点は相手の論理の飛躍している部分を質問を通して自覚させると言う点だ。

しかし、ソクラテスとひろゆきには決定的に違う点がある。それは、①相手を罵倒して優越感に浸るために問答をするのではなく、あくまで相手の無知の自覚を助けるために行うと言う点と、②自身は無知であると言うことを自覚していると言う点だ。

お世辞にも、ひろゆき氏に無知の自覚があるとは思えないので、結論はひろゆきとソクラテスは別物だと言うことにさせていただきたい。

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