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LUMIX GH7とLEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm / F1.7 ASPH.で捉える東京駅の夜景

こんにちは、もと国王です。今回のブログでは、Lumix GH7と**LEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mm / F1.7 ASPH.**を使った夜景撮影について、一般論としてフルサイズカメラとの比較も交えながら、その良し悪しをお話しします。なお、筆者である私はフルサイズカメラを所有していないため、フルサイズの特性に関する情報はこれまでの調査や経験を基にした一般論である点をご理解いただければと思います。

夜景撮影の醍醐味:F1.7の明るさが織りなす光の演出

マイクロフォーサーズのシステムは小型軽量が魅力ですが、暗所性能が気になる方も多いかもしれません。しかし、このLEICA DG VARIO-SUMMILUX 25-50mmの最大F1.7という明るいレンズを活用することで、夜間でもノイズを抑え、ディテールをしっかりと描写できます。東京駅の特徴的な赤レンガの質感や、ライトアップによる陰影も丁寧に再現されています。

画角と撮影の自由度

25-50mmという画角は、被写体に適度に寄ることができ、背景のボケ味もコントロールしやすい絶妙な範囲です。駅舎のディテールを際立たせつつ、全体のバランスを保った構図で撮影できるのはこのレンズならではの特徴です。

マイクロフォーサーズの良いところ(一般論として)

1. 小型軽量で携帯性が抜群

フルサイズカメラに比べてカメラ本体とレンズが非常に軽く、持ち運びがしやすいのが特徴です。特に夜景撮影で三脚を持たない場合、軽さが大きな利点になります。

2. 深い被写界深度でピントが合わせやすい

センサーが小さい分、同じ絞り値でも被写界深度が深くなり、遠近感のある夜景でも手軽に全体をシャープに撮影できます。

3. レンズ選択肢の豊富さ

マイクロフォーサーズ規格は多くのメーカーが採用しており、明るい単焦点レンズから高倍率ズームレンズまで、多種多様な選択肢があります。

4. コストパフォーマンスが高い

フルサイズシステムに比べ、カメラ本体やレンズの価格が手ごろで、優れた性能を比較的低コストで得られる点が魅力です。

5. 手持ち撮影でも安定した写真が撮れる

マイクロフォーサーズカメラは強力なボディ内手ぶれ補正(IBIS)を搭載していることが多く、夜景撮影でも手ブレを抑えやすいです。

マイクロフォーサーズの悪いところ(一般論として)

1. 高感度性能で劣る

センサーサイズが小さいため、高ISO設定時のノイズ耐性はフルサイズに比べて弱い傾向にあります。

2. ダイナミックレンジが狭い

明暗差の大きい夜景では、ハイライトの白飛びやシャドウのつぶれがフルサイズより目立ちやすいです。

3. ボケ味が劣る

同じレンズの開放F値でも、センサーサイズが小さい分ボケの量や滑らかさではフルサイズに及ばないことがあります。

4. プロ用途での採用が少ない

商業撮影や報道写真などの分野では、フルサイズカメラが選ばれることが多いため、プロユースにはやや不向きとされています。

5. 長時間露光の耐性が低い

センサーが小さい分、熱ノイズが発生しやすく、長時間露光を使う夜景撮影にはフルサイズの方が適している場合があります。

フルサイズの良いところ(一般論として)

1. 高感度でもノイズが少ない

大きなセンサーにより、ISO感度を高くしてもノイズが少なく、暗所での画質が優れています。

2. 広いダイナミックレンジ

明暗差の大きいシーンでも、ハイライトとシャドウの情報をしっかりと捉えることができます。

3. 豊かなボケ表現

被写界深度が浅くなるため、ボケ味が滑らかで美しい写真が撮れます。これにより、主題を際立たせる表現が得意です。

4. より高い解像感

同じ画素数でもピクセルピッチが広いため、緻密でクリアな描写が可能です。

5. プロ用途の耐久性と信頼性

防塵防滴や高い耐久性を備えたボディ設計が多く、厳しい条件下でも安心して使えます。

フルサイズの悪いところ(一般論として)

1. カメラとレンズが重い

フルサイズのシステムは全体的に大きく重いので、長時間の撮影や移動を伴う撮影では負担が大きくなります。

2. コストが高い

カメラ本体や高品質なレンズは価格が高く、システム全体のコストが大きくなります。

3. 被写界深度が浅すぎる場合がある

被写界深度が浅くなりすぎるため、特定の被写体だけにピントが合い、全体をシャープに写すのが難しい場合があります。

4. 機動性が低い

機材が重く大きいため、撮影場所への持ち込みや狭い場所での操作が難しくなることがあります。

5. 一部で手ぶれ補正が弱い

フルサイズの一部システムではボディ内手ぶれ補正が搭載されていない場合があり、手持ち撮影での安定性に欠けることがあります。

最後に

フルサイズとマイクロフォーサーズ、それぞれに一長一短があり、撮影の目的やスタイルに応じた選択が重要です。マイクロフォーサーズは携帯性と手軽さを求める方に、フルサイズは最高の画質と表現力を求める方に向いていると言えるでしょう。

また、以下の動画では、別のレンズ**LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm/F2.8-4.0 ASPH./POWER O.I.S.**を併用して撮影した映像を公開しています。この動画では、広角から中望遠までの幅広い表現を比較できますので、ぜひチェックしてみてください。

おまけとして過去に撮影したLumx G9 Pro(mk1)で同じく東京駅を撮影した動画も比較対象としてリンクしておきますのでご参考くださいませ!


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