私のテーブルスタイル茶道への思い ②和を世界へつなぐ
表千家茶道教室を営む母を持ち、
幼い頃から茶道は私にとって、
とても身近なものでした。
私自身は日本の外へ外へと目を向け、
英語を話して海外の方と
交流することに強い憧れを持ち続けて、
その楽しさを子供達に教える
児童英語教師になりました。
そして、その茶道と世界が繋がった瞬間。
私にとってそれが
テーブルスタイル茶道と出逢ったこと
だったのです。
テーブルスタイル茶道は、
テーブルがあれば場所を問わずどこでも出来ます。
畳や、立礼卓という特別なお点前のための卓がなくても、出来ます。
そしてそのテーブルで行うという特徴を生かして、
画面越しに伝えることが出来る。
昨今インターネットの普及、SNSの発達により、
日本にいながらにして世界中の外国に住む方々と
交流することが可能になりました。
インスタ、fb、ライン。クラブハウス、zoom。YouTube。
なんでも繋がれる時代。
そのお知り合いになった世界の方と、
オンラインzoomで、『世界茶会』を
2度開催致しました。
世界各国からご参加くださいました方々の
ご感想には、
・感動が広がり素晴らしい日本の文化を
知ることが出来た。
・一杯のお茶を飲むということが、
こんなにも神聖で、
心穏やかになることだったとは知らなかった。
・画面越しに集う皆さんと、
心を合わせてその場を作り出す
かけがいのない時間だった。
と皆さん、感動をお寄せくださいました。
中には、
茶筅が手に入らないからと、
茶筅をご自分で作って
ご参加くださったブラジルの方や、
茶道が好きだというハンガリー人の方は、
「茶摘み」という曲をフルートで演奏して
感動を伝えて下さったり、
皆さん時差もあるのに、
早朝や明け方、深夜にもかかわらず
調整してご参加下さったり
さらには着物を着てのご参加だったり。
皆さんの日本文化に触れたい気持ちを
それぞれの考えで表現して下さることに
感動致しました。、
画面越しにも、
茶道の精神性や感動を伝えるおもてなしの心は
言語を変えて英語でも人々に伝わります。
その挑戦をこれからもし続けることで、
同じように海外に日本文化を伝えたい方と
思いを束ねて、茶道の普及に貢献していけたらと
願っています。
本日もお読み頂きありがとうございました。
椿の会テーブルスタイル茶道
山梨 上級講師
中村 基子
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