#006 カルテスエッセンへの憧れ
【 解説 】
「カルテスエッセン」とは、ドイツ語で「冷たい食事」という意味。実際には火を使わずに簡単に準備ができる軽めの食事、という意味合いを持ちます。
昼にしっかりと食べ、朝と夕食は軽めに済ませる人が多いドイツで、家事の負担を軽くし夜は家族でゆったりと過ごすためでもあります。
カルテスエッセンの基本は、ハムやソーセージ、チーズとパンなどが主で、ジャムやバター、お好みで軽いサラダやピクルスなども。テーブルに並べ、家族がそれぞれ好きなものを取りながら挟んだり、塗ったりして食事をします。(以下略)
なるほど…。
現在就活中なのだけれど年齢がネックになっているのと、ハロワの職員さん曰く『求人が出にくい時期』だそうで100%希望の条件の職種につけるのは難しいかもしれない。
希望としては週4でゆっくり働きたいけれど、それが難しいとなると週5という選択になってしまう。
ダラダラした生活に慣れてしまったのと日々老いに向かっている私に、フルに近い勤務はなかなかハードであることは想像できる。
すると大変なのは疲れて帰ってきてからの夕飯作りだ。
そこで出てくるのが「カルテスエッセン」。すごくいい感じがする。
パンやシリアルはあまり食べなくなったので、日本バージョンにして、ご飯、キムチ、納豆、漬物、佃煮。魚の缶詰なんかもいいかも。
これにインスタント味噌汁があれば十分食べられる。
私はこれで十分いけるけれど、まだ10代の次女さんには難しいかも。
私としても今は彼女に豊かな食生活を送って欲しい。贅沢をするということではなく温かないろんな食材を使った食事をして『太って欲しい!』。
次女さんは食は細いし味覚が敏感で苦手な食材や味も多い。そこは創意工夫、臨機応変になんとかやっているけど、油断すると朝食や昼食を抜くなんて普通にあるから、夕飯はしっかり食べさせないと痩せていきそう。体も味覚もまだまだ成長して欲しいしという親心もある。
そうなると私の「夜のカルテスエッセン」は少し先になりそう。でも、時々ならやれるかな。
仕事をはじめたら、次女さんの食生活に迷惑にならない程度に取り入れて、老体に鞭打ち疲れた体を労わりながらやっていこうと思う。