気持を込めた作品、気持ちを込めない作品
作品に気持ちを込めるか込めないか?
私の周りでも時に議論となるこの問題。
私は作品にテーマを設けていて、それは感情が主なので
ちょくちょく評価の対象になってしまいます。
この評価というのは称賛も非難も両方含んでいます。
称賛も非難も他人の意見なので真意は分からないのですが
私自身は「感情はテーマに込めて、作品には込めない」です。
例えば大好きな人への恋心は作品のテーマとして「あなたを想う夏の日」とか「流れ星に祈る」のように場面設定にするけれど、実在する「あなた」に向けて大好きを込めて作ることはないなぁ、ということです。
だから他者に作品をご覧いただいたときに違う取り方をされても、全く気にならないのです。他者に伝えようなんて思っていなくて作品のアイデアとしての感情なのです。
私は宇宙が好きで、その理由は想像できないほどの膨大な時間と空間を抱える宇宙の中で出会えるってなんてスゴイ奇跡なんだろうって思っているからなのですが・・・
作品のテーマにはしょっちゅう縁の奇跡やあなたに出会えた喜びを使いますが、作品を通して皆に縁って奇跡なのよ、私は大好きな人に会えて嬉しかったの、なんて伝えていないのです。
なかなか分かってもらえなくて、メルヘンな人だと思われてしまうのですが(笑)
そんな宇宙をテーマにした作品です。
上 「息もできないくらい好き」
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