アートは自分との対話②
私が初めてプリザーブドフラワーと白磁を組み合わせて作った大きな作品。
全くひょんなことから美術館出展のお話をいただいて
なんのプランもなく決めたものだから、どうしたものか・・・。
ギリギリのところで絞って絞って出てきたアイデアだったんです。
今までもお皿に絵を描いてお花をつけたアレンジは作っていたけれど
それは商品としてのアレンジ。
もっと私という意志のある作品を作りたくて、そして何よりせっかく手に入れたチャンス!!人生の思い出でも何でもいいから精一杯作りたい、そんな想いでした。
今見たら、堅苦しくて頑張って背伸びしている感いっぱいだけど、
本当に本当に一生懸命だったので仕方ない。
作品に想いを込めるって賛否両論あるけれど、本音の想いをぶつけたこの時の自分がちょっと愛おしく感じます。
タイトル:自分にピッタリのドレスを身に着けたら人生はきっと輝き出す
「自分の選んでこなかった道が輝かしく見えて、今の自分が惨めで取り返しのつかない失敗に思えてしまうことがたくさんあった。大切に生きて最高の人生にしたかったはずなのに、なんで?って思えてしまって自分の未来がどんどん小さくなっていく気がして怖かった。でも、未来は見えない。まだ来てもいない。今の私にできるのは選んできた人生だけを見つめて未来を選んで創造していくこと。だって未来はまだ来ていないから。」
これが私が「創る」という作業を通して自分の心と向き合ってさらけ出して、何となく自分って悪くないって気づけた最初の対話です。