嫉妬すら愛おしい
強烈に誰かに嫉妬する時がある。明らかに羨ましいんだよね。そのがんばる姿や、才能や、開花していく様子が
渦中にいる時の私は、ほんっとに可愛くない。素直じゃないし、拗ねてるし、意識も小さく縮こまってるし
前はそんな自分が猛烈に嫌だったから、なんとかその渦から這い出そうともがいてたけど、今はなんか、そんな自分も愛おしいなって思う
可愛くないけど愛おしい
だから思う存分嫉妬させてあげる
そうしたらさ、あっという間に抜けてくんだよね。そしてその先に広がっているのは、清々しい降参と、相手への敬意と、自分の可能性なんだ
降参すると、いらないプライドが消え去って本当に素直になる。自分を守るために鎧を纏う必要なんてなかったんだって分かったら、世界がふわっと優しくなる
そうやって素直になったら、相手は私の未来の可能性を見せてくれる大切な存在なんだって気づける。目の前に現れてくれたことに心の底から感謝と尊敬の念が湧き上がってくるんだ
いいな、いいな
私もあんな風になりたいな
子どものように素直で純粋な望み
私、めっちゃ可愛いやん
嫉妬する心の先には、必ず純粋な望みが隠れてる。拗らせなければ嫉妬って悪いものじゃなくて、私を導いてくれる羅針盤になるんだ
嫉妬すら愛おしい
こう思えたら、もう最強だね