川井 八雲神社 (東京都奥多摩町)
4月29日(月)、東京都奥多摩町に鎮座する八雲神社を参拝しました。東京の他の地域ではほとんど見られない、舞台や石桟敷などが見応えある神社です。以下に写真を掲載します。
青梅線川井駅から徒歩10分程の斜面に鎮座する川井八雲神社。創建年代は不詳ですが1394年との伝承があるそうです。ご祭神は須佐鳴男命・牛頭天王です。
視覚的に目を引く特徴の一つは舞台です。急斜地に立地しているため建造物が建てられるスペースが限られており、舞台だけでなく「神門」の役割も果たしています。
このように舞台と神門を兼ねている建造物が他の地域にあるのかは分かりませんが、東京ではこの八雲神社とすぐお隣り古里駅近くの小丹波熊野神社くらいしか思いつきません。そしてどちらも東京都の有形文化財に指定されています。
神門をくぐると視界が開け、目の前にまるで神殿のような迫力ある6段の石桟敷と、拝殿が目に入ります。普段は舞台の扉が閉じられているので分かりづらいですが、石桟敷からは舞台での催しや獅子舞などを見学する観客席として利用されています。
また、境内は大きな樹々に囲まれ、石桟敷や拝殿と合わせた一体感が素晴らしいですね。3年振りくらいの参拝となりましたが、改めていい神社だと思いました。立地を活かし奥多摩町ならではの文化が感じられますね。
5月5日が八雲神社の例大祭になっており、朝から夕方まで獅子舞を見学できます。下記サイトに獅子舞の開始時間が掲載されています。ご興味ある方はいかがでしょうか。
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