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【作例多数】しばらくの間、SIGMA fpをメイン機として【45mm f2.8】

おひさしぶりです。たねだです。
北海道へ帰省中、メイン機であるGFXはしばらく修理のためお預けしていました。しかし、その間撮りたいイベントや、撮らねばならない用事に対して対応できないことでしばらく厄介になるサブ機を購入しました。

候補はLUMIX S5などあったのですが、腰を悪くしている私はなるべく軽いカメラをと思い2週間も3週間もうんうん悩んだ結果、SIGMA fpを購入することにしました。

ちょうどその時Paypayのキャンペーン中でヤフーショッピングでお得に購入できるタイミングがあったのでこれを逃す手はないと思い切って購入。レンズキットが19万円となかなか良いタイミングでの購入だったと思います。

まずは45mmで撮影した羽田空港での様子

SIGMA fpはもちろん購入前からどんな特性を持っているかは知っていたのですが、いざ使用してみようとなるとその条件(電子シャッター)の特性さえ覚えていればさほど使いにくい、と感じることはありませんでした。
せいぜい、フリッカー/歪み/同調速度の3項目くらいです。自分は動体を撮ることがほとんどないので、歪みの問題はあまりデメリットにはなりませんでした。フリッカーもSSを調整すれば抑えられるので大丈夫。

一番の問題は日中シンクロが実質不可となる同調速度と、意外な落とし穴「手ぶれ補正がない」ことです。
ライティングを使った撮影はブラックボックスを作り出さないといけないこと、自然光が入るスタジオではライトの使用が難しいということを覚えておけばスタジオ選びの段階で気をつければ平気。太陽光が入らなければ蛍光灯レベルだとブラックボックスはわりと作りやすいと思います。
ベトナムは大きいスタジオだと自然光が入る場所が多いので、今後の課題となりそうです。小規模なスタジオだと外光が入らない場所も結構あるので大丈夫なのですができる撮影は限られてしまいそうです。

ただ、気にも留めていなかった手ぶれ補正で苦戦を強いられることになります。fpはご存知の通り小さな筐体と背面モニターのみという特性を持ちます。今まではGFXで散々手ぶれ補正の恩恵を受けていたので気が付かなかったのですが、ホールドのし難さによって結構手ブレがしてしまいます。どうしても画面を見ながらの撮影なので、脇を締めて撮影、というポーズが自分は苦手なようです。EVFを使用すると、びっくりするくらい手ブレの率が減りました。自分は背面液晶での撮影と相性が悪いのだと思います。

ただ、これらの欠点を上回る携帯性と描写の良さは評価せざるを得ません。以前SD Quattro Hを使用していたことがあるのですが、使いやすいカメラ、として捉えた時に雲泥の差があります。もちろんセンサーの特性によるものだということもあるのですが。

そしてここまでの写真、ほとんど色編集はしていません。せいぜいプロファイルを少し弱めて露出を軽くいじった程度です。それだけで、ああ、これで公開して良さそうだなという写真に仕上がります。編集の手間が減ることは多いに喜んで良いことです。単純に自分の好みに合致する、ということ。

2400万画素という控えめなデータなので、SSDにも余裕が出てきます。GFXは下手すれば一枚100MBを超えるものなので撮れば撮るほど買わなければいけないSSD/HDDの数が増えていきます。もう2TBのドライブもパンパンです。

ここから下はM42マウントのTakumar 35mm f3.5の作例です。
まだ購入してからさほど使っていないので作例もほとんどないですが、昨日散歩してきた様子を。同時にTakumar 50mm f1.4も購入したのですが無望遠が合わない状態でこれに関しては修理が必要です。ベトナムでアンティークレンズを買うというのは常にそういった不良品(美品と書かれていても)に当たるリスクがあるのです。正直純正の45mmあるから別に大したショックではないのですが・・・。

もう何十年も前の製品なのにかなりシャープに写ります。M42マウントはなんだかんだZeissとか差し置いてTakumarが一番写りが好みというか現代的な感じがします。コスパも良い。
今のところ稼働可能なのはM42の35mmと135mm、そして純正の45mmです。まだ使い始めて間もないので、これからドシドシ作例を増やしていきます。持ち運びも容易なので朝活にぴったり。

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