
売上を伸ばす!ひとり社長の顧客分析実践ガイド
Notionと業務管理のオタクです
当然のように Notionに関する全資格 を保持してます。
Notionだけでなく、エンジニアリングの経験も豊富なため、データベース設計や、ワークフロー設計、業務自動化の知見には自信あります。
Notionでビジネスをまるっと管理するサービスを運営してます
売上につながるデータ管理を実現するAll in Oneサービス
【BizNotion】の運営者 Motoki です。
自社サービス(BizNotion)はその名の通りNotionを活用してシステムを構築しており、データベースをフル活用しています。
「Notionを中心にしたデータ管理・自動化システムを業務レベルで構築し提供している」ため、
Notionや外部サービスとのシステム連携はめちゃくちゃ詳しいです。
ひとり社長でも実践できる、
売上UPのための顧客分析法について解説します
今回はそんな自他共に認めるNotionオタクの私が、
顧客分析によって売上(利益)を増やす方法を解説していきます。
でも、分析をするにしてもそもそもデータが溜まってないとどうしようもありませんよね。
安心してください!
以前、適切な顧客関連データの管理方法について記事を書きましたので、
まだデータの管理ができてないという方はこちらを参考にしてください。
では、「もう顧客データは管理できているよ」というあなた。
そのデータをしっかり活かせてますか?
確かにデータ管理を適切に行うだけでも、
データを適切な構造で管理でき、データ検索コスト・運用コストを削減できる
メモやあなたの記憶頼りでなく、管理システムが整備されることで、組織化が可能になり、事業がスケールできる
などのメリットはあります。
しかし、データ(情報)の真価とは、分析して活用し、目的を達成するためのアクションを行うこと。
スモビジを運営される皆さんの場合、目的はもちろん
「売上(利益)を増やすこと」
だと思いますので、
「売上を伸ばすため」の顧客分析の実践方法について解説します!
読んで実践していただければ、
成約率が高い、LTVが高い顧客セグメントを特定し、集中して集客することで効率的に売上UP
成約率が高い、LTVが高いチャネルを特定し、集中して集客することで効率的に売上UP
売上増減を可視化し、売上UPにつながる戦略を立案して売上UP
顧客満足度を可視化し、品質アップに繋げることで売上UP
顧客とのコミュニケーション履歴を残し、AIを活用してアップセル・クロスセル提案、商品開発が容易になり売上UP
といったことを実現できます。
【事例】 顧客セグメント分析をするだけで売上を伸ばせる
イメージしやすいよう、一例として顧客セグメント毎にLTVを算出できるメリットを簡単に解説します。
あなたの事業の顧客平均LTVが15万円だとします。
セグメント分析を行った結果、
平均LTV25万円の顧客セグメントを発見できた とします。
この場合、仮に顧客獲得コスト(CPA)に 15万円 かかったとしても、
10万円(残したい顧客当たりの利益) は確保できる。
※話をシンプルにするため、商品は再生産コストが低いデジタルコンテンツと仮定し、原価は0とします。
現状の顧客獲得コスト(CPA)が 5万円 なので、
高LTVの顧客セグメントについては +10万円 までコストを増やせる。
このようにLTVとCPAが正確に計測できていれば、
あとは「どれだけアクセルを踏むか?」という意思決定の話になります。
高LTVセグメントに特化して、
広告予算を増やす
集客用のコンテンツ作成を外注する
クロージングを行っている個別面談で営業代行を使う
などを実施し、成約数を増やすことで事業をスケールすることができます。
売上はもちろん、利益も増えます。
逆にいうと、このLTVやCPAがあいまいなまま事業をするということは「今月はなんとか個別相談が獲得できたっ!」と運任せの経営になってしまい、事業の成長を停滞させます。
顧客管理自体できてないという方はこの記事を先に読んでみて
「そもそも顧客データの管理ができてない!」という方は、
こちらの記事を先に読んで実践してみてください。
データ設計から、具体的なデータベースの設定まで解説しています。
データ管理だけで満足してない?
分析不足による売上損失に気付いてる?
冒頭でもお伝えしたよう、
「顧客関連のデータ管理はしっかりできている状態」
それだけでもメリットはあります。
ただ、それだけで満足してしまい、肝心の
データを分析によって利益(主に売上)を増やすためのインサイトを得る
ところまで踏み込めていない方、めちゃくちゃもったいないないです!
僕からすると、高級食材をしっかり買い揃えてる(データ整備してる)のに、調理(分析)しないで腐らせてしまっているような感じです。
ちゃんと分析すれば、売上が上がるのに!!!

端的に言うと、
ちゃんと分析してインサイトを得いたら得れていたであろう
利益を損失している
ということですからね。
例えば、以下のような形で。
【事例1】 見込み客は集まるが成約数が増えず、広告費だけ増えていく
ヨガ教室を運営するAさんは、
「受講生セグメント毎の成約率」を分析していません。
中年女性は若年層OLに比べ時間があるため無料体験レッスンには来る一方、成約率が低いということに気づけない。
実は20代OL向けのクラスが人気で、高い確率で入会が決まるのにも関わらず、それに気づけず「今まで人気だったから」という理由で中年女性向け広告を中心に出稿し続ける。
その結果、成約率が低い中年女性層への無駄なアプローチによって、
宣伝費がかさむばかりで肝心の入会数はあまり増えない事態に陥ってしまう。。。
【事例2】 優良顧客へのアプローチ機会を逃し、売上アップのチャンスを取りこぼし続ける
ハンドメイド作品について複数のオンライン講座を販売するBさんは、
「どの受講生が、どの講座を、どれだけ購入してくれているか」を把握できていません。
実は、長期に渡って追加の有料教材を何度もリピート購入してくれる“熱心なリピーター層”が中年女性の専業主婦を中心として一定数存在するという事実に気づけず、
ほとんどリピート購入しない若年層に向けたSNS広告ばかり予算を投入し続ける。
その結果、本来は高いLTV(累計売上)を生み出す優良顧客へアプローチする機会を逃し、売上アップの絶好のチャンスを取りこぼし続けてしまう。。。
などなど、あなたが "認識できていないだけ" で 深刻な売上の機会損失 が発生し続けているのです。
とはいえ、自分でやるのはハードル高い
ただ、私の体感で言えば、
「ビジネスコンサルに成約数、顧客LTV、見込み顧客獲得数、成約率を求められているが、計測できてない。やばい(汗)」
「そろそろ、なんとなく意思決定していて事業が停滞し、データドリブンな意思決定が必要だと気付かされた。。。」
といった必要に迫られる状況に陥る前から
データ分析が適切にできている事業者はほとんどいないです。
当たり前ですが、多くの方は
「売上を上げることに集中してて、分析基盤の整備に使っている時間はない!」
と思います。
また、もし「分析をちゃんとやろう」となったとしても、
「そもそも、どのような分析をすればいいかわからない、、、」
「今のツールでどうやって分析すればいいかわからない」
「まだ、専門のSFAツールを導入するほど売上ない、、、」
「SalesforceなどのCRMツールを使うとなっても持て余すしな、、、」
などなど、仮に整備しようと思っても、
自力で正しく実践するハードルがとても高いです。
これをやるだけで売上アップ!分析方法解説!
では、これから以下の内容を解説していきます。
顧客セグメント分析
LTV
成約数
成約率
チャネル分析
見込み顧客獲得数
成約率
売上分析
顧客満足度分析
Notion AI活用によるアップセル・クロスセル提案、商品開発
以下、Notionでの顧客分析方法を隠すことなく解説していきます。
ただ、正直に言うと「面倒くさい」 と思います。
長いですし、Notionを使い慣れてない方だと難しく感じられると思います。
加えて「この部分、自分の事業だったらどうすればいい?」とカスタマイズするときに頭を使うポイントもあります。
あなたが事業オーナーとして、忙しい日々を送っているのは重々承知しています。
そのため、「なんか分からんけど、やって欲しい」と少しでも興味を持ったのであれば以下、無料構築をお申込みください。
あなたの事業に合わせたNotionの設計から実際の構築まで全て無料です。
ちなみに、今回紹介している顧客分析に関するデータ整備だけでなくあなたのビジネスに必要なデータ管理を丸っと提供するNotionを設計から構築まで
全て無料で対応 させていただきます。
ただし、対応には大きなリソースが必要になるため、
【毎月 先着順で 3名限定 】のみ対応させてもらっています。
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顧客データ管理がまだの方は先に整備してください
以下のようなデータベースが構築されていることを前提に解説していきます。

また、管理できないという方は以下のnoteを読んでいただき、
解説している顧客管理を先に実践してみてください。
◾️顧客セグメント分析
【ロイヤリティの高いお客様を特定し、売上UP】
顧客セグメント毎にLTVや成約数、成約率をグラフで分析することで、
それぞれの数値が高いセグメントに集中し、マーケティング施策を実施することが可能になるなど、売上UPに活用することができます。
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