
介護離職はしてもいい!?
こんにちは。
今回は介護離職について、いつもは否定的な立ち位置で見ているのですが、逆に肯定的な目線で見てみようと思います。
なかなか現実離れした思考も入りますが、こういう人なら介護離職もアリと思える人を一緒に考えていきたいと思います。
介護離職によって生じる負担とは?
まず、なぜ現代において介護離職がダメだと言われているのか。
大きな理由としは3つあります。
それは
身体的負担、心理的負担、経済的負担が増えるということです。
介護離職すると社会との接点がなくなり、人と接する機会が減ることで精神的な負担が増えます。そして、仕事をやめているので収入も減り、経済的負担が生じます。お金がなくなると介護サービスなどが十分に受けられなくなり、自分自身で介護する機会が増えることにより身体的負担が生じる。
この流れが繰り返されていくとなかなか脱することが難しくなるため、介護離職はダメという意見が多いのが現状です。
逆を言えば、上記の課題に対して対策ができていれば問題ないという見方ができます。では一つ一つの対策を見ていきましょう
いつでも話せる人が複数人いる
まず、精神的負担に対しては、「孤独」が大きな要因です。
ではそうならないために、いつでも、なんでも話せる人が複数人いれば解決できるということです。
例えば
近所に住む方々、オンラインコミュニティの方々、お店の人など
重要なのが、いつでも、なんでも話せるということが大事です。
いつでもといっても24時間は流石に厳しいですが、日中や夜の時間帯でもやりとりができる状況が必要です。また、なんでも話せるという部分では、介護の話以外の話題で話せることも重要です。例えば、食べ物、旅行、芸能、スポーツなど様々な分野です。
こういう状況を作り出せるならば、精神的負担は限りなく減らせると思います。
あくまでも理想ですからね。皆さんもぜひフルに妄想を膨らませてください。
生活を回せる収入が得られる。
次に、経済的負担です。こちらに関しては、介護費用に加えて、自身の生活費も必要となるので、それを確保できる体制があれば良いでしょう。
例えば
不動産や株などで不労所得が得られると十分安心できるでしょう。
もちろん、貯金などが何億(何千万だと施設に入ったりすると少し不安なため)もあればこれも安心できると思います。
さらに第三者が必要なお金を毎回、提供してくれるならばそれもまたアリでしょう。
または、稼働時間が自由でかつ高単価に収入を得られる仕事を有している方も安心できる可能性はあります。在宅ワークが可能であり、特別な知識や経歴があるとそれをお金に変えることも可能でしょう。
さぁここまで書いてきて、だいぶ夢物語になってきてますが、次に行ってみましょう
自分の代わりに介護してくれる人がいる
極論です。
自分の代わりに介護してくれる人がいたら、身体的負担の問題は解決です。
日中だけではなく、夜中や早朝なども代わってくれる人がいるとめちゃくちゃいいですよね。
やぁ、これで介護離職しても大丈夫な状況が分かりましたね。妄想全開で自由に書きましたが、ここからさらに見えてきた事実があります。
それは、上記の中でも意外と実現できることがあるということです。
精神的負担と身体的負担は軽減できる
上記の内容を見て、今でもできる対策がいくつか見えたので、それをまとめてみたいと思います。
精神的負担→家族、友人、職場、その他のコミュニティなど様々な場所で雑談したり、相談できる人を複数人見つけておく。
私も、これを書きながら「あいつとあいつには相談できる」「あいつには息抜きであの話ができる」など思い出していました。
このように、これから介護に直面する人や介護真っ最中の人は自分の周りで話せる人をできるだけ多くピックアップしておくと良いでしょう。
身体的負担→施設を利用するということです。これは今からでも実行できます。施設も一時的に利用するところもあれば最後の住処になるところまで様々です。もちろん費用はかかりますが、身体的負担だけを見ると圧倒的に減らすことができます。
経済的負担はどうしようもできない
ここまで書いてきましたが、経済的負担だけはどうしようもないという答えにいきつきました。もちろん、不動産や株を保持している人なら別ですが、そういう人はなかなかいません。
となると、経済的負担を減らすことができないため、やはり仕事は継続する必要性が高いという結論に達しました。
そうなると、介護離職という問題は非常に重要な課題だと改めて認識でき、個人に加え企業としても従業員の人生を守るためにも何かしらの対応は必要になるでしょう
まとめ
今回の記事でお伝えしたいことは
・介護離職が全てダメではない
・介護離職しても大丈夫な状態がある
・身体的、精神的負担は工夫によって軽減しやすい
・経済的負担は工夫のしようがない
・介護をする上ではやはりお金は必要
今回は少しぶっ飛んだ回になりましたが、改めて介護の負担の本日が見えた気がします。
今後、公的な介護サービスが縮小されていく中ではよりお金をかけて介護する必要が出てくると予想します。
だからこそ、仕事を続けながら介護に取り組むことをオススメします。
今回もお読みいただき、誠にありがとうございました。