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小1宿題の音読をめぐるあれこれ 11月2日(木)の日記

5時35分におきる。

みんなで朝ごはん。

小学1年生の娘には、いつも音読の宿題がでる。親が聞いたら連絡帳に◯をつけるというシステムで、わが家では、朝にやることが多い。

今朝も音読を聞こうと思い「ヨッちゃん、音読しないの?」と聞いたら、

「れんらくちょう、学校にわすれてきたから…」
とバツの悪そうな顔。

「あぁ、じゃあママが別のノートに『やりました』って書いてあげるから、それを見せたらいいんじゃない?」と提案しても、

「れんらくちょうじゃないとダメなが!(土佐弁)」
と頑な。

聞くと、連絡帳にチェックできないから、音読やっても意味ないもん…みたいな主張をしている。

いやいや、もうそれ手段と目的が完全に入れ替わってるじゃん…。

こういうのは小学校に入ったあとの子どもによくある現象で、良くも悪くも、オーガナイズされた学校教育の賜物かもしれない。

「またか…」とややうんざりしつつ、娘には臨機応変さも学んでもらわねばならない。

大事なのは「音読すること(によって得られる様々なメリット)」であって、「連絡帳に◯をする」ことじゃないんだよ…と一生懸命説明する。

わたしはメモ用紙を取りだして、日付と「読みました」の文字を書き、国語の教科書に貼った。「学校にいったら、このメモを連絡帳に貼るといいよ」と再度提案。

「こんなん貼ったら連絡帳がかけんなるし…」とまだブツブツ言いながらも教科書をひらき、

「いろいろな ふね 
ふねには、いろいろな ものが あります。
きゃくせんは、たくさんの・・・」
と読みはじめる。

やれやれ…、朝から大変だ。

それでも、娘の、妙に滑舌のいい「きゃくせん」の言い方がかわいいなぁ…と目を細められるのは、4人の子育てを乗り越えてきたご褒美みたいな余裕かもしれない。

夫は夫で「だから日本の教育は…」とコーヒーを淹れながら、ぶつぶつ言っていた。

今日も家で仕事。

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