【書籍紹介】「シン・コミュニティマーケティング」CNP出版部著 23 マルセロ| 事業プロデューサー 2025年2月2日 21:03 先週、手元に届き、早速読みました。 シン・コミュニティマーケティング amzn.to 2,200円 (2025年02月02日 20:55時点 詳しくはこちら) Amazon.co.jpで購入する Amazonレビューにも投稿した通り、実に客観的で、説得力のある有益な内容でした。勝手に、内輪受け本であろうと決めつけて、大変失礼しました。これは、多くの人に読んでもらいたいと考え、想いの丈をレビューに込めました。Web3/NFT界隈の人間ではあるが、Ninjaからは一定の距離を置いているという立場を明確にして。以下、投稿した内容です。私自身、3年にわたりweb3/NFT界隈に身を置く「身内」である。一方、Ninja界隈とは一定の距離を置き、常に客観的に見るように心掛けている。今回、本書の発売を知った際、正直、界隈で有名な人たちが登場し、自分たちを褒めたたえる内輪受け本ではないかと予想していた(大変失礼しました)。ところが、実際に読んでみたら、機能するコミュニティに関する実に客観的で有益な内容であった。タイトルに冠した通り、web3の本、あるいは「イケハヤ本」と敬遠して読まないのは実にもったいない。マーケティングトレンドが、インフルエンサーからコミュニティにシフトしていることは自明であり、それを学ぶ絶好の教材であるからだ。本書の中で、成功の方程式として「強いコミュニティ×経済的インセンティブ」が示されている。NFTバブル崩壊により、経済的インセンティブが微妙となった昨今においても、強いコミュニティを維持できている。ここにこそ、注目すべきであると考える。自分たちが主人公となり、自分たちの物語を紡ぐのがナラティブ。分散型で共創思想が浸透したweb3コミュニティにおいて、誰かの承認を得ることなく、自らの意思でナラティブを紡いだり、誰かのナラティブに共感することができる。結果、コミュニティメンバーが熱量高く、主体的に生き生きと活躍できる。これは、コンプライアンスと保身でがんじ絡めの企業社会で生き抜く為のオアシスとして機能しているのではないか?政治力に長け、他人を出し抜く能力に富んだ人間が有利な企業社会において、生きづらさを抱えた人たちが、本来の自分をさらけ出し、評価される優しい世界。こう考えると、実は「web3であるから」成立しているのではなく、「web3の思想に共鳴し、現実世界に生きづらさを抱えた人たち」が個々の能力を最大限発揮し、分散型組織において共創を実現しているというのが本質なのではないか?本書には、企業がコミュニティを活用する際のヒントも書かれいてる。それを唯一絶対の正解と捉えるのではなく、このエッセンスを自社で再現するにはどうしたらよいか?を考えるきっかけにするのが良いと考える。自主経営/ホールネス(人格をさらけだす)/パーパス経営というのは、ティール組織の3大特徴。Web3コミュニティも、広義のティール組織であると解釈できる。つまり、web3要素に囚われず、コミュニティや分散型組織の本質を学ぶ本教材として多くのマーケターに読んでいただきたい1冊である。近い内容を、下記の記事でも語っているので、併せてお読み頂けると幸いです。 ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! いつもお読み頂きありがとうございます。サポート励みになります。皆さまとの交流をどんどん広げていければと思います。 チップで応援する #ジブン株式会社マガジン #Web3 #DAO #CNP #イケハヤ #Web3コミュニティ 23