「世の中の体温をあげる」Soup Stock Tokyoから学ぶこと
最近、お気に入りのVoicy番組が「耳から学ぶマーケティング」。MarkeZineというマーケティング専門誌が運営しています。マーケティングの最新トピックを短時間で仕入れられるので重宝しています。
先日、今年のイチオシ放送としてSoup Stock Tokyoの記事が紹介されていました。
離乳食の全店無償提供が物議を醸し、それに対する対応が賞賛されたという話。
今回の肝はパーパス経営。「世の中の体温をあげる」というパーパスを浸透させることで、細かなマニュアルを規定することなく、各社員が自発的にパーパスに沿った行動を行い、それが顧客満足度に繋がるという話。
まさにSoup Stock TokyoのDNAなのでしょう。創業者の遠山氏が本事業アイデアをプレゼンした際の小説風企画書「スープのある1日」。ここでも、パーパスや世界観を打ち出し、賛同者を広げていくというアプローチがなされました。
企画書の全文は同氏の著書「スープで、いきます 商社マンがSoup Stock Tokyoを作る」に掲載されています。
さわりの部分がAll Aboutの記事で紹介されています。
チェーン店は、一般的にはマニュアル化による標準化が強み。同社は、創業時からパーパス経営を実践し、実績を積み上げて来たからこそ、今回のような通常のチェーン店では困難な神対応に繋がったと言えるでしょう。
換言すると、ティール組織やDAO的な運営がなされているとも言えます。
最後に「DAOって何だ?」と興味を持って頂いた方、下記記事をご覧頂けると幸いです。
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「スープのある1日」という物語からSoup Stock Tokyoは生まれた 起業家・遠山正道。
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