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Z世代/ミレニアル世代に見える恋愛観の変化 複数の恋人もOK!?

Covid以前から、米国ではマッチングアプリを使って相手を見つけるのが普通だよ。と良く耳にしました。

バーで偶然運命の人に出会うなんて天文学的確率に自分の将来を委ねる訳にはいかない。実に現実的な考えです。

当然ですが、Covidでデート事情も大きく変化しました。そもそもバーは閉まっているし、見知らぬ人と「濃厚接触」するのはリスクが大きいです。

一方、ミレニアルはともかく、Gen-Zにとっては、恋愛は最重要項目の1つのはず。自分の若い頃を振り返っても、それしか考えてませんでした。

そんな中、YPulseというZ世代/ミレニアル世代に特化した、トレンド情報を発信するメディアから、興味深いデータが公開されたので、ご紹介いたします。(調査エリア、サンプル数は記載がなく不明)

まずは、こちらの衝撃的なデータ。特定の交際相手が居ない人で、積極的に相手を探している割合は26%。一方、性的関係がある人は57%。やることはやるけれど、ステディな関係は求めていないということの様です。

出典:YPulse

更に、衝撃的なデータ。17%は複数の相手との同時進行を志向している。40%は2人以上と関係することに躊躇しない。Covidの感染リスク云々とは矛盾する結果ですね。

出典:YPulse

2022年の新年誓いでは、
1位:心身の健康
2位:家族と友人を大切にする
3位:経済的安定
ということで恋愛/ロマンスは圏外。

出典:YPulse

「なぜ恋愛しないのか?」という直球に対する答えは
・自分自身が大切(自分自身のことで手一杯)
・自分らしくありたい
・自分のキャリア・勉学に専念したい
ロマンスよりも、まずは自分が大切とのことです。

出典:YPulse

そんな中、マッチングアプリは相変わらずの人気。ただ、血眼になって相手を探すというのではなく、娯楽/暇つぶしの一環として会話を楽しむという使い方が増えている様です。もちろん、結果として、交際に発展することもあり、それはそれで良しということなのでしょう。

出典:YPulse

本来の私のスタンスとしては、ここに実地での独自調査結果を加えたいところですが、Covidの最中、その様な機会はなし。また、米国では距離感が今一つわからないので、プライベートには踏み込まない様にしており、残念ながら、インタビュー事例もありません。

と言いつつ、「私のボーイフレンドは」という話を、会食や雑談の際に普通にしたりしています。こちらから聞くのではなく、相手が自分から話すのを待つという感じでしょうかね。

一方、日本で私の友人達に起きた展開は、この米国の調査と真逆。

2019年の12月に独身女性4名と飲んだ際、(ミレニアル3名、GenZ1名)彼氏ができない、今の彼氏とうまく行ってないという話だったのが、その後、Covidの2年間で、2人は結婚、1人は婚約に至りました。当時、彼氏が居た人も、結婚・婚約したのは別の相手。

Covidで先行き不安だったり、寂しかったりということで、真剣に伴侶を探した結果のハッピーエンド。

先日、Netflixで公開された金魚妻。タワマンを舞台にした不倫だらけの物語も、こういう今の若者の恋愛観を背景に制作されたのかも知れませんね。

不倫と言えば、不倫なのですが、私は美しい純愛物語として楽しませて頂きました。最終回のさくらとはるとの別れのシーンでは、涙腺完全崩壊。

出典:Netflix

金魚妻の主題歌 「Crazy for you」/sino R fine。本当に美しい曲で、ドラマの名シーンが脳裏に呼び覚まされます。

最後、話が脱線しましたが、いまどきの若者の恋愛事情をお届けしました。

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