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米最高裁判事に指名されたジャクソン氏 史上初の黒人女性最高裁判事と話題に

当地米国では、連日のウクライナ報道に搔き消されることなく、本話題、じわじわと盛り上がって来ています。

3月の21日から24日まで、公聴会が開催される予定。

私が米国に赴任したのが2020年9月中旬。ちょうどその頃、トランプ大統領(当時)が、ギンズバーグ判事(リベラル派)の後任として、バレット判事(保守派)を強引に任命したと話題になっていました。

私も最高判事の公聴会というものを初めてテレビで見たのですが、ガチで尋問の様な質問が次々とぶつけられる様子を目の当たりにし、衝撃を受けたことを覚えています。

トランプ寄り/保守派寄りというレッテルを貼られ、リベラル系の上院議員達から、誘導尋問に近い「質問」を次々と投げかけられる中、「それは政治の話で、法の番人としての私からの回答は差し控えさせて頂きます」ときっぱり対応していたバレット判事が印象に残っています。

今回、史上初の黒人女性判事ということで、実力よりも属性(ダイバーシティー)が優先されているのでは?という批判もあり、公聴会では保守派議員からの厳しい質問が予想されます。

Critics said he (President Biden) was prioritizing identity over qualifications, but many have praised Jackson for being well equipped for what could be a historic appointment.

出典:NPR 

私は法律に詳しい訳ではなく、ジャクソン氏が相応しいかどうかを論じる資格は、それこそありません。

バレット判事の時と同様、堂々とした受け答えで、保守派議員も納得し、超党派で祝福される。そんな展開を、個人的には期待しています。

ヘッダー画像出典:Jiji.com

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マルセロ| 事業プロデューサー
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