格闘技運営の FAME MMA 仮想通貨とGameFiに進出 今後のスポーツビジネスのメインストリームになる予感
格闘家ではない有名人を戦わせる企画で欧州で人気のサービスFAME MMAが仮想通貨、NFT、GameFiに参入というニュース。
現状は動画の有料視聴(PPV、サブスク)が主要な収入源。それに対し、独自のトークンであるFAMEをローンチし、ブロックチェーンをベースとしたトークンエコノミーモデルにシフトさせていく。
NFT格闘ゲームも並行して開発中とのことでGameFiも展開。
独自トークンFAMEは4/25に仮想通貨取引所に上場されるとのこと。そして、日本でのアンバサダーに起用されたのが格闘家の朝倉未来選手。将来的には、RIZINとの提携も視野に入れている様です。
そうして、もう一人、アンバサダーとして起用されたのが、青汁王子。
仮想通貨投資家として有名で、フォロワーも多い青汁王子は、まさに適任ですね。また、ご本人もファイトする気満々の様です。
仮想通貨FAMEについては、青汁王子の動画内でも紹介されていますが、下記、「ゲーム仮想通貨マガジン」の動画がわかりやすいです。
ICOに参加するには、初期投資2百万円以上が必要らしく、お二人とも上場直後の2次市場での購入を推奨しています。
私が「スポーツビジネスのメインストリームになる予感」と強調したのは、グローバルで展開するスポーツビジネスの場合、各国で異なる通貨で支払いを受けるのは手間とコストが大きいことが課題。
それを、仮想通貨を使ったトークンエコノミーにしてしまえば、世界共通で運営可能。スケールし易いという点。
更にGameFiも同時展開することで収益ポイントも増える。
「ゲーム仮想通貨マガジン」動画でもコメントされていますが、動画視聴という明確なユーティリティ(使用目的)があるのでトークンも暴落しにくい(←アクシー等の先行事例を研究)。
この事例から、真っ先に思い浮かんだのが、日本のブシロードグループ。新日本プロレスとスターダム(女子プロレス)を傘下に持ち、本業はカードゲーム。既にレスラー育成ゲームも公開済み。
独自トークンBUSHIの導入。カードゲームのNFT化。レスラー育成ゲームのP2E化。新日本プロレスやスターダムの試合を観たり、ファングッズを購入するにはBUSHIが必要。ファングッズも配送が大変なので、NFT化する。
下記の様なサイン入りチェキなど、NFTに最適と思います。
こういう大技のショート動画に選手の個別メッセージをつけてNFT化するのも面白い。
木谷会長、如何でしょうか?(笑)
<併せて読む>
<追記(4/19)>
本記事を公開したらnoteのお薦めに「【NFT活用事例】大手エンタメ企業「ブシロード」プロレス動画NFT作成に意欲」という記事がレコメンドされて来ました。
やはりNFT化は考えていない訳がないですよね。ブシロードグループは、活用可能なIP資産をたくさん持っているので、トークンエコノミーまで踏み込んで実現したら面白いのではと改めて思いました。
<追記2(4/22)>
TENSET及びFAME MMAに関し網羅的、かつ、とてもわかりやすく解説した記事を見つけたのでご紹介します。TENSETに関しては、私も今一つ理解できていなかったので大変勉強になりました。