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米国における学生スポーツ選手のインフルエンサー起用について
ゴンザガ・ブルドッグス所属の大学バスケットボール選手、ドリュー・ティム(Drew Timme)選手がDSC(Dollar Shave Club)のアンバサダーに起用されました。
以前は「NIL ルール」の規定で、アマチュアスポーツである学生スポーツの選手は、インフルエンサー等として活動し、対価を得ることが禁止されていました。
それが、2021年の7月より解禁となり、それ以降、有名選手とのブランドアンバサダー契約が一気に加速。
ちなみに、NILはName, Image, Likenessの略。アスリートの知名度、画像、人気等を活用することを指します。
NIL stands for name, image, and likeness. The definition of NIL is simple: It is the possibility of compensation paid to NCAA student-athletes to promote, partner, or represent brands.
アド・エイジの記事によると、昨年のゴンザガ大学対ベイラー大学の男子バスケットボール決勝戦は、約17百万人が視聴。30秒のテレビCMの放映料は2百万ドルと推定。
スポンサー企業からすると、これだけの人気選手を利用しない手はないということでしょう。
スポンサー企業が熱視線を送るもう一つの理由が、卒業後、NBA入りし、更に影響力を増していく可能性。大学生の内から、青田買いをしておこうという目論見の様です。
“Some of these athletes have bigger followings than their team’s social media, or even other pro athletes,” said Cameron. “It’s worth thinking long-term and investing in them now.”
従来型の広告(テレビ広告等)の費用対効果は下がり、オンライン広告もブラウザ規制や個人情報保護強化により、先行きが危ぶまれています。
そうした中、インフルエンサーマーケティングへの予算シフトは、今後、ますます加速していくものと思われます。
ヘッダー画像出典:Drew Timme 選手のInstagram
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