『夢実現武』への想い
はいたい!
美ら海水族館に一番近い高校「本部高校」です!
(Googleマップによると距離4.8km、車で9分という近さ)
沖縄県北部に位置する「本部町(もとぶちょう)」にある、唯一の高校。
特徴としては、、、
全校生徒100人ちょっと
校舎の屋上から綺麗な海が見える(晴れた日なんて最高)
めちゃくちゃ広いグラウンド
映画「天国からのエール」の舞台になった
などなど、、
美ら海水族館に近いって特徴も含めると
海の生物に興味がある人
自由に楽しいことをしたい人(少数制の特権)
自然が大好きな人
映画、エンタメ、映像に興味がある人
にとっては、最高な環境だと思っています。
(しかも県外からすると、沖縄というブランドも強い)
ただ実は年々入学者数は減る一方。
やはり地元の子どもたちにとっては
あまり魅力を感じない高校になってしまっているのでしょうか、、、?
1.沖縄県立本部(もとぶ)高校の現状は?
現時点の全校生徒の数は、106人。(2023年5月末時点)
年々入学者数は減少していて
令和5年度の入学者数は、わずか31人。
本部高校は
①進学・情報コースと②スポーツ・福祉コースに分かれているので、具体的に言うと
①19人+②12人=新入生 計31人
となっています。
部活も人数が少ないので
団体競技の野球やサッカーでは、本校だけでチームが成り立たないので
他校の部員と同じチームになって試合に出たりしています。
人数が少なくなると→部活が成り立たない→部活頑張りたい子は他校に流れる→入学者数が減る→さらに人数が少なくなる
の負のループに陥っている気がします。
また本部高校は進学校ではないので、勉強頑張りたい子は他校に行くという流れもあります。
そうすると、ますます人数は減り
ただでさえ子どもの人数が減っている今、
昔に比べて本部高校が選ばれるという事が少なくなってきているのかなと思います。
2.教育魅力化プロジェクト 始動
この状況をなんとか打破しようと
本部町の教育委員会が2022年9月から『もとぶ町教育魅力化プロジェクト』をスタートさせました。
“地域おこし協力隊”制度を使って、県外から様々なキャリアを持つ人を集め、
本部町の小中高と連携しながら、本部町にしか出来ない教育モデルを作り上げ、魅力をつくっていこうとするプロジェクトです。
※地域おこし協力隊とは☟(参考文献:総務省HP)
かく言う私も、地域おこし協力隊の一員です。
現在、本部町の地域おこし協力隊の数は、なんと12人。(2023年5月末時点)
これほどの大所帯は全国的にも珍しく、本部町の本気度がうかがえます。
そしてこのプロジェクトの先に
”本部高校の入学者数増加”という一面もあるわけです。
3.『夢実現武』発足のきっかけ
もとぶ町教育魅力化プロジェクトが始まったのは、2022年9月。
主に中学生向けの公営塾の運営や、小中学校の授業作りなどを行っていて、
高校でのプロジェクトが始まったのが、そのおよそ半年後の2023年4月。
私は唯一の高校魅力化コーディネーターとして、その2ヶ月前から高校に出入りしながら、リサーチを重ねていきました。
そこで私が本部高校で感じたのは
自分に自信がなく、なんとなく惰性で高校生活を送っている子が多いなと。
けどこれって、自分が高校生の時もそうだったなぁと
改めて気づいた瞬間でした。
親に言われて
先生に言われて
自分の気持ちに向き合うことなく
なんとなく勉強して、、、
だからこそ、やりたいことが分からないまま
なんとなく大人になって、働いて、、
あれ?私の人生ってこれでいいんだっけ?と、ある時気づく。
大人でさえ、人生に迷っている人も多い中で、
自信満々に夢を語る高校生も少ないだろうなって。
“いかに自分と向き合うか”
この時間をたくさん作って習慣化させることで
やりたいことが見つかり、夢を持てるようになる。
さらにそれを実現する力を高校で学べたら最高じゃないか!
ということで
放課後の魅力化プロジェクトとして
『夢実現武』を立ち上げることにしました。
4.『夢実現武』って具体的に何するの?
これ、ものすごく聞かれる質問ですが、、、
実はそこまで決まっていないのが現状です。(怠慢ではありません笑)
”高校生が自分と向き合う時間を作る”
ということだけは決まっているので
コーチングのプロを講師としてお招きして
毎週水曜日16時30分~、多目的教室にて
zoomを使った講話やワークショップをすることは決まっています。
その他のプロジェクトとして
私の地域おこし協力隊としての活動
(本部高校の広報活動、琉球藍商品づくり、観光ガイドなど)
があるので、それらに興味を持てばもちろん参加してもらおうとは思っています。
ただ、一番大事にしたいことは、
どんなことをするかは、高校生自身の中にある
ということ。
なので今の段階では、がっちり枠組みが決まっていないのが現状です。
5.選ばれる高校になるために
全国的にこどもの人数が減り、
いよいよ公立高校も主体的に魅力づくりを考えなければ、存在意義を問われる時代になってきたのかなと感じています。
私も人生で初めて「教育」に携わるようになり
”教育”とはなにか
”学校”の存在意義とは?など
そもそも論をたくさん考えるようになりました。
世界のテクノロジーがめまぐるしく変化をしていく中で、それに合った教育を日本はできているのでしょうか。
ただ、どんなに世界が変わっても、
自分は何者か?をしっかり持てるかどうかは、
これからの時代で強く生き抜いていく為に、必ず助けとなる指標になるはずです。
「夢実現武」では
そういった自分軸を作ることを、まず目標に活動していきます。
そして
本部高校で自分探しをしたい!
と、選ばれる高校になるといいなと思っています。