家探しに職探し、怒涛の1ヶ月目を終えました
6月に入り、イギリスに来てから1ヶ月が経とうとしています。
どんな1ヶ月を過ごしてきたか振り返りつつ、結局何をしているのか書いていきます。要は近況報告[5月編]といったところでしょうか。前回のnote読んでない方は読んでからの方が内容入ってくるかもしれません。
忙しい方は最後だけ読めばいいと思います。
イギリス到着〜滞在予定都市へ移動
ロンドンで身分証を入手
初めからロンドンに滞在するつもりはなかったのですが、YMSビザで渡英した場合はまず初めにBRPカードという身分証を郵便局で受け取らなければなりません。これがないと不法滞在になってしまいます。怖いね。
無事、到着初日にBRPカードを入手したので、滞在予定だったブリストルという街へ移動することにしました。
何でブリストルを選んだの?
ブリストルは、ロンドンからバスで2,3時間くらいのところにある都会すぎず田舎すぎないいい感じの街です。アートと音楽が盛んな街で、バンクシーの出身地でもあります。まさに、アーティスティックな僕にはぴったりの街だということです(?)
結構多くのYMS人がロンドンに滞在すると思うんですが、そりゃ海外の人が日本に来たら東京近辺に住むだろうし納得です。ただ僕は東京出身な上、貧乏学生なのでロンドンはしんどいなあと思っておりました。
ブリストルに来てからも現地の人に「なんでブリストルにしたん?」と聞かれる事が多々ありましたが、理由は2つ。
・イギリスの住みやすい街ランキングをググった(80%)
・大学の先生がブリストル出身で、いい街だよと営業された(20%)
こんな感じです。日本にいるうちからどこに住むか決めるとか無理ゲーだと思いますが、割といい判断だったと思います。
家探し
漢カツマタの覚悟
街に移動したらまずは家探しをします。とはいえ、家を探すには数日〜人によっては数週間かかることも。数週間分Airbnbに滞在しつついろんな家に内見に行って決めるのが割とスタンダードっぽかったんですが、漢(貧乏)なので6泊分のみ予約し、その間で決める覚悟で挑みました。
物件少なすぎる問題
使ったのはspareroomというサイト・アプリのみです。部屋貸したい人と借りたい人のマッチングアプリみたいなもんで、メッセージ送って買えっった来たら内見して契約する、みたいな感じですね。
ロンドンだと日系サイトのMixbってのがあって日本語で家探しも職探しもできちゃうんですが、ブリストルにそんなのあるわけないので当然オールイングリッシュです。
※ちなみにイギリスでは基本シェアハウスだよ、家賃が高すぎるから。
↑のアプリで条件を入力し、さあメッセージを送るぞと思いきや、物件が20くらいしか出てこない。これは当初の予算が低すぎたってのもあるんですが、他の街と比べるとそもそもめちゃ物件が少ない。現地の人も、「物件ないし家賃も高いからね〜」と、なんかそういうもんだったみたい。
最終的に予算を少し上げつつメッセージを30件くらい送り、そのうちの2件内見に行って決めました。ここまでブリストル到着から4日ほど。やるな、俺。
仕事探し
家が決まったらあとは金です。家賃を払わないとおうちには住んでいられませんからね。
実は、僕はとても優秀なので、ブリストルに移動する前から、何なら日本にいるうちから仕事先を探していました。
こちらに来てからは、
1.ラーメン屋
2.現地企業の営業職
といった仕事をゲットしました。順に説明していきます。
1.ラーメン屋
僕は前回のnoteにも書いたんですが、週4以上はラーメンを食べに行くほどのラーメン好きでして、日本にいる時に1年ほどラーメン屋で働いていたことがありました(まかない目当て)。そこでブリストルにもラーメン屋あるのかな〜とググってみると、割とまともそうな写真が出てきたではありませんか!
「え、美味そうじゃん!ラーメン屋で働いてた日本人から連絡きたら、雇わないわけないっしょ」と思った私は速攻でインスタにDMを送ったところ、「明日から早速きてくれ!」ととんとん拍子で決定しました。つまみ食いし放題、ラーメンもタダで食べれる上に普通に美味しいので、バイトもアリだなあと。ただせっかくなので現地企業のフルタイムでも働いてみたいと思ったので、↓に続きます。
2.営業職
問題はこっちの方です。Indeedで応募していたとされる現地企業から、ブリストル到着後に連絡がきました。いきなり電話が来て英語でベラベラと喋ってくるもんですから(当たり前)、ビクビクしながら話していると、
「ってことで、明日面接来れる?」と、翌日の面接が決定しました。
こっちでは通常のスピード感なのでしょうか。
翌日に軽く代表の人とおしゃべりをして、じゃあまた明日きてくれと2次面接的なのに案内されました。2次面接では、具体的な仕事やら給与やらの話が
されていたのだと思われます。
いや、お前話聞いてなかったたの?と思われるかもしれませんが、冷静に考えてください。いきなり異国の地で英語ネイティブ(しかもコッテコテのアクセント)から説明を受けても、まあキツイ。しかも説明を聞いていたの人は僕を入れて4人、全員イギリス人ときたもんです。
(いやまずなんで2次面接通されてんの)
「何か質問ある?」と聞かれても容易く聞ける空気ではありません。だってみんな理解してるし。
そして何やかんや入社が決まり、何もわからないまま入社日当日。研修を受けている中で具体的な仕事が「チャリティー宝くじの訪問販売」だと理解し、しかも給料は完全に成果ベースだということがわかりました。
そもそも訪販なんてしたくないし、結果出るまで時間かかるだろうに基本給が一切出ないのは家賃が払えなくて無理です。
という旨を研修中の休憩時間に例の代表に伝えたところきちんと伝えたところ、快く送り出してくれました。ちなみに何で採用したの?と聞いてみたところ、
「君のカリスマ性とフレンドリーさに惹かれたんだよ」と言われました。
それは非常によくわかります。
結局仕事何してるのか
さて、ブリストルに移って1週間以内に家も食もゲット、素晴らしいスタートを切ったかのように思われましたが、基本給が出ないとわかってやめてしまった為、また仕事探しが始まりました。
どんな仕事でもよかったんですが、色々考えて以下の条件に絞りました
・英語を話す機会が多いこと
・イギリスっぽい、話のネタになる仕事がいい
これらを満たす仕事。それが、バーテンダーです。
思い立ったが吉日、僕は履歴書を片手に颯爽と街へ繰り出していき、数日以内に無事にバーでの仕事を見つけることができました。現時点で2回ほど出勤していますが、まあ最高です。具体的な仕事獲得までの流れとか、どんなところが最高なのかは、またnoteにしようと思います。
※ちなみにラーメン屋との関係は非常に良好で、仕事を1日で辞めたといったら「じゃあ明日おいでよ」みたいな感じで今もたまに働いてます。ラーメンも美味いよ
終わりに
5月は家探しに職探しと、生活の基盤を固める月間だったわけですが、簡単にまとめると
「仕事見つかったと思ってたらなんか思ってたのと違くて、結果1日目でやめてバーテンダーになった」
です。それと、わからなくてもとりあえず愛想笑いだけするのはやめて、聞き返した方が自分のためだということを学びました。
バーの仕事の素晴らしさについてはまたnote書きます。
それではまた