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人生無理バーで無理だったものと非モテオフ会(1)

元イさんなのだ。


発達障害男性、出入り禁止

燃えたてほやほやの炎上案件なのだ。

人生無理な人たちの当事者会らしい人生無理バーというイベントで、上の通り発達障害の男性は参加対象外となったのだ。


理由とかそういうのは↑のツイートを追っていってほしいのだ。



この方は以前、このようなnoteをアップしていて元イさんの中と一部某所で話題になってたのだ。

先々月のことだったのだなぁ、このnote。


(追記)そして昨夜、イベントを開催する店舗の店長からこんなツイートが


現在進行形で事態が転がってるのだ。



元イさんがこのnoteで書きたいもの

元イさんはこの人生無理バーの主催者の方のスタンスの是非について論じたいわけでもない、発達障害と差別について語りたいわけでもないのだ。

あ、元イさんも発達障害の男性だから弾かれる側だ、とか思いもしたのだが、それは置いておくのだ。


「人生無理バーで主催者の人が無理だったもの」それは一部男性陣の不審な行動なのだ。

そしておそらくそれは、いわゆる非モテ男性の、女性に対してやってはいけないアプローチも含まれているんだと思うのだ。


そして当事者会、自助会的なイベントという意味では元イさんの主催してる非モテオフ会や、今後やりたいと思ってる非モテ関連のイベントも他人事ではないのだ。

少しそれについても書いていきたいのだ。


非モテの男が女性にアプローチすること自体が加害?

そういう言葉もよく聞くのだ。

しかしその解釈は

1・非モテのアプローチを迷惑がる女はひどい

2・人生無理バーの人がnoteで書いたように変なアプローチをして怖がらせてしまう

この2つくらいに大きく差があるのだな。


1:非モテのアプローチを迷惑がる女はひどい

そういう女の人がいることも事実なのだ。そういう女性はほっておけばいいのだ。もうしょうがないのだ。

男だろうと女だろうとひどい人はいる、それだけの話なのだ。

女性は全て人格が正しく、美しく、立派で素晴らしく、公正で公平で平等に人に優しく接しなければいけないなんてことはないのだ。当たり前の話なのだが。


そして、

「純粋に全てを捧げるつもりで片想いしてる自分に対して、その素晴らしく美しい恋心を捧げられてアプローチされたなら、きちんと対応して敬意をもって自分に対応してくれないとフェアではない。迷惑がられるなんて絶対にありえない」

これがまず人生無理バーで無理になったものひとつ、なのだな。

ちょっと2と地続きな形になってしまったのだが。


自分の純粋な愛について迷惑がることを許せないという発想や、その発想からでた行為は

2・人生無理バーの人がnoteで書いたように変なアプローチをして怖がらせてしまう

こういうことになってしまうのだな。

非モテの男性には考えてみてほしいものなのだ。


人生無理バーで無理だった7つのケース

最初にあげたnoteには無理だった7つのケースが書かれていたのだ。その7つのケースについて、少し書いていくのだ。ざっくりまとめなのだ。

ケース1:閉店になって二人にきりなってから一時間近く密室の店でしゃべくり倒す大柄の人


ケース2:お店で全く他の客と話さないで自分とばかり話そうとして、拒絶の態度を示しても誰とも話さずに話す機会を伺って店に長時間いすわっていた人


ケース3:オンラインイベントで怒り出して、警察に突き出すぞ!!とイベントを荒らした人


ケース4:他の男性客には厳しくて、主催者にスナックを開く事を毎回要求する人


ケース5:軽率な女性軽視発言をして毎回そのフォローを要求する人


ケース6:自己中すぎるので拒絶の態度を示したら生活保護の不正受給の通報を隔週でした、主催者を二枚舌呼ばわりした人


ケース7:執着がひどくて厳しく注意したら謝ったあとに自傷行為をした人


書いてていろんな意味で辛くなってきたのだ。他にもたくさんあるらしいのだ。


つらかったのはまず「モンスターがいる」という初見の感想なのだ。主催の人の気持ちを考えず行われた行為の数々なのだ。エゲつない、つらいのだな。

このnoteを書こうと思った時は「こういうのは非モテ仕草だから、やめようね、別のやり方を考えていこう」という記事にしようと思ったのだ。

ここまで書いてから、「モンスターだ」というそれとはまた別の気持ちも湧いてきたのだ。


無理扱いされた彼らには彼らなりの必死で、切実な想いがあった

という事がわかってしまったのだな。それがつらいのだ。

そしてつらいことに「主催者の人には、そういう形で出た切実な想いを、理解して汲んであげたり、想いを満たしてあげなきゃいけないという理屈も義務も無い」ということなのだ。

だから余計につらいのだな。


無理扱いされざるを得ない形で現れた切実な想い

例えばケース1

ケース1:閉店になって二人にきりなってから一時間近く密室の店でしゃべくり倒す大柄の人

おそらく女性とまともに話せないし、相手にもされないという気持ちが強かったんだと思うのだ。他に話せる相手もいなかったのだな。

もしかしたら話せるようになれるかもと思って来たこのバーで、唯一話を聞いてくれると思った相手だから、それはもう喜んでたくさん話をしたんだと思うのだな。主催者の人も嫌がらずに聞いてくれたから、思う存分話したのだ。そしてそういう相手に告白したくなった。それだけなのだ。

そしてブロックされるのだが。

主催者の人がnoteに書いたように相手の男性のことを怖いと思って、無理扱いされて出禁されること、全然、何もおかしくないと思うのだな。

そういう感情が出てしまう事、思うこと、そして拒絶されるということ、止められないのだ。だからつらいのだが。

上のような男の人からの心情を汲んで書いたら女の人が気持ちに応えないのがひどい、というようにも読めるのだ。

ところが主催者の女性の心情を書けば、男の人はそれこそ触れ合うことが無理なモンスターに見えるのだ。


これこそ人生や社会や世界のつらさ、人付き合い、人とふれあうこと、向き合うことの難しさ、厳しさだと思うのだな。



ケース2:お店で全く他の客と話さないで自分とばかり話そうとして、拒絶の態度を示しても誰とも話さずに話す機会を伺って店に長時間いすわっていた人

ケース2は多分、主催者の女の人にしか興味がなくて、他の客はもしかしたら自分の恋のライバルくらいに思ってたのかもしれないのだな。真摯に恋を成就させるために最短距離で努力し続けたのだ。



ケース3:オンラインイベントで怒り出して、警察に突き出すぞ!!とイベントを荒らした人

ケース3は、好意を寄せる主催者の前で他の参加者に侮辱された屈辱に堪えられなかったんだと思うのだな。



ケース4:他の男性客には厳しくて、主催者にスナックを開く事を毎回要求する人

ケース4は、まあやっぱり他の客にマウントを取るところを主催者に見せて、すごい俺というところを見せたかったんじゃないのか?と思うのだ。スナックを開いたら毎回行くというのも「他の男にマウントを取れる男らしい俺」という高い位置にいる自分からの主催者に対しての、上からの評価(称賛)だったんじゃないかと思うのだな。好意から発信してるのだ。



ケース5:軽率な女性軽視発言をして毎回そのフォローを要求する人

ケース5は女性に甘えたかったし、自分を許してもらったり、だめな自分を許容されたかったんだと思うのだ。



ケース6:自己中すぎるので拒絶の態度を示したら生活保護の不正受給の通報を隔週でした、主催者を二枚舌呼ばわりした人

ケース6は、おそらくものすごく主催者の人に対して絶対的な信頼を寄せていたのだな。それを拒絶された途端に評価がひっくり返って地に落ちて、本当はそういう最低な人だったんだな!自分をこれまで騙してきやがって!許せないという気持ちになったのだな。まあ騙してもなんでもないのだが、勝手に期待して、勝手に幻滅して、逆恨みなのだ。



ケース7:執着がひどくて厳しく注意したら謝ったあとに自傷行為をした人

ケース7は人生の全てというほどに依存してたから、拒絶されて思わず死にたくなっちゃったのだな…。


悲喜こもごもなのだ。

そして明言しておきたいのだが、彼らは元イさんなのだ。

かつて大きく非モテをこじらせていた元イさんは彼らを笑えないのだ。彼らは元イさんの中に住んでるし、彼らの中に元イさんがいるのだ。


ほんの少しの、ほんの少しの視野を広げたり、気づくチャンスがあれば歩める道も変わるんじゃないかと思うのだな。

以下、そこから抜ける道の提案なのだ。



「依存は分散で克服」的な非モテ心の抑え方

なにかの依存症は、依存先を増やすことで何にも依存してないような状態にもって行くことで治す、というようなツイートがよく回ってくるのだ。

この人生無理バーで無理になったケースのような「場と主催者」への強い依存も同じだと思うのだ。

それを分散させよう、という話なのだな。


なんなら人生無理バー的なイベントを5軒、10軒通って、それぞれに薄く依存すればいいのだ。

もちろん!!もちろん!「誰かの特別な、たった一人になりたい」という強い気持ち、渇望はよくわかるのだ!

でもそれは一旦諦めないと厳しいのだ。誰かの特別なたった一人になりたいという気持ちがそもそも「依存先を一つに絞る」ということで、強い執着になってしまうのだな。


「複数人の女性に人として扱ってもらう」

これくらいにまで自分の願望を抑え、制御し、納得できるラインを引き下げるのだ。そして「人扱いされればいいや」という態度で何人もの人に薄く依存していけば、一人に対しての激しすぎる執着や、相手から見ると突然の奇行、

つまり思いつめた上で行われた迷惑行為は飛び出さなくなると思うのだな。


かんたんに言うけど難しいよね、というのも十分承知の上なのだが、やっていくしかないと思うのだ。


誰にも話を聞いてもらえなかった人がたった一人、自分を相手にしてくれる人を見つけた!!という砂漠にオアシスみたいな話で、更にオアシスを5個10個見つけようね!って話しだから、そら厳しいと思うのだな。


書ききれなかったので、今回はちょっとやり方を変えて続きはまた後日という事でここでアップしようと思うのだ。

(追記、以下は続き記事なのだ)





おまけの追記のアフェリエイトリンクのはっつけなのだ!

バーの話、という事でバーのマンガ『おやすみカラスまた来てね。』

いくえみ綾先生の作品なのだ。


バーをとりまく人間模様とダメダメなバーのマスターの恋の話。面白いのでおススメなのだ!


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元井さん
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