【曙橋】焼き肉ヒロミヤでムト肉が凄いっす
とんでもない焼き肉を食べてきた。
ある日友人から「ヒロミヤ行く?」という誘いがあった。
焼き肉ヒロミヤは完全予約制で1日18:00〜20:00と20:30〜22:30の二部制である。もはや2020年までの予約が埋まっているってんだから驚きである。
当然Yesだ。僥倖というやつである。
その友人も人づてでの参加であるが、以前にもヒロミヤの焼き肉会に参加したことがある模様。羨ましいぞ。しかし、今回はそのご縁に只々感謝。
そして先日行って来たってわけだ。
誘った友人とは別の友人の誕生日ということで、2階を貸切3時間コース。
どこでもドアが肉天国へと誘う。
ヒロミヤは通常セルフ焼き肉だが、今回は違うという。
何と、通称ムト肉という焼肉界隈で有名な、さすらいの焼き師、武藤さんに焼いて頂くという超絶贅沢な一夜なのであった。
いや、もう自慢みたいになってすみません。でも仕方ない。最初から最後まで興奮しっぱなしだったのだから。
牛タンに(恐らく)イチボ。興奮もやむなしでしょうが。
武藤さんから食べる前に注意事項。「肉を卵につけて食べてください。卵をつけるのでなく肉汁を卵に垂らすんです。締めの卵かけごはんが美味しくなりますよ。卵を育ててみてください。」
ふぁーー!育てます、育てますともよ!!
そうして肉の宴が始まるのだった。
牛タンジューシー。遠目の強火というスキルは当たり前に発揮。
イチボはワサビと岩塩で肉の味をかみしめる。
冗談みたいなブロック肉も見事な焼き加減。粒マスタードの触感も楽しい。
武藤さんが常にベストな食べ時と食べ方の提案をしていただける。当たり前だがライブ感も相まってより一層美味しい。焼き上がった瞬間、毎回スタンディングオベーションをしたくなる。
あーもう、ひたすらに旨い。きちんと卵に肉汁をつけてます。
それにしてもムト肉は凄い。そりゃあね、ぱっと見でわかる、良い肉。こんなん誰がどう焼いても旨いだろーと最初思ったりもしましたよ。
そんな予想を軽々しく天元突破。焼き方一つで肉たちの存在レベルが一つあがる。
武藤さんは上級BBQインストラクターの資格を持たれているだけあって、上手く焼くのは当たり前、考えもしなかった焼き方、食べ合わせが目の前で繰り広げられた。
特に驚いたのがこれ。
ミノを下敷きにして、肉で肉を蒸し焼きにするという技。恥ずかしながら、考えつかなかった。
武藤さん曰く「ミノには犠牲になってもらいますが。」とのことですが、いやいや、とんでもない。上からの肉の脂と下からの香ばしい煙をまとい極上のつまみになってました。
焼きおにぎりにしろ、ワサビを塗るというもはや変態的発想(褒めている)。
しかも、抜群に旨い。ツンとした感じはせず、ワサビの清涼感と焼き目の香ばしさが一体となり爆発するわけです。
何故こんなことを思いつくのか武藤さんに聞いてみた。
「常に肉は焼いてますからね。ずっと焼いていると、肉以外も思いついちゃうんですよね。」
もはやBBQアーティストである。元々精肉卸が本業なので肉は知り尽くしてらっしゃるのは分かるが・・・道を極めるということは、きっとワサビ焼きおにぎりなんだろう。
そんなわけであっという間の3時間であった。
締めの卵かけごはんは旨すぎて写真を失念。サンキュー肉汁。
焼き肉ヒロミヤ
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13177366/
電話番号:03-3353-6101
住所 東京都新宿区市谷台町4-1 2F
完全予約・2部制
1部 18:00〜20:00
2部 20:30〜22:30
日曜営業
武藤さんのお店はこちら
BBQ610(バーベキュームトウ)
Retty:https://retty.me/area/PRE13/ARE7/SUB701/100001288471/
Facebook:https://www.facebook.com/bbq610/
紹介制
住所:東京都渋谷区恵比寿1-25-3
営業時間:18:00〜23:00
不定休