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【イベント】令和4酒造年度全国新酒鑑評会公開きき酒会に行ってきたぞ【日本酒フェア2023】

少し前の話になりますが、6/17開催の日本酒フェア2023に行ってきました。昨年は有楽町開催でしたが、今年は4年ぶりに池袋開催!

僕は、日本酒フェアといっても全国新酒鑑評会公開きき酒会の方に参加。

そもそも全国新酒鑑評会ですが、独立行政法人 酒類総合研究所によって行われている会で。

新酒を全国的に調査研究することにより、製造技術と酒質の現状及び動向を明らかにし、もって清酒の品質向上に資することを目的に、全国新酒鑑評会を行っているとのこと。

年に一回の開催で今回で何と111回という由緒ある鑑評会なのです。

その鑑評会で入賞した400以上もの日本酒を試飲できるということで、毎年楽しみにしているイベントなのです。

開始一時間前に友人と集合、時を待ちます。


たぎるー!

例年通り各地方のエリアごとにレーンが分かれております。


とりあえず北海道・東北1エリアから行きました。

さて、そんなわけで2時間ひたすらテイスティング。並ぶ時間もありますので、勿論全部は飲めませんでしたが、金賞を中心に一応全エリアを制することができました。

プレ酒代表格の而今の出品酒もいただける
地元のお酒があると嬉しい
三重の宮乃雪、凄い気に入った

去年も思いましたが、新酒鑑評会というと少し前はYK35、つまり山田錦をつかって9号酵母で、精米歩合35%でないと金賞がとれないとまでいわれておりました。

しかし、年々その土地のお米を使って出品し、金賞を取っている蔵が増えているように思えます。

新潟であれば越淡麗であったり、大手蔵の白鶴でも自社開発米白鶴錦で金賞を取っていたりと非常に興味深かったです。
そしてそれがさらに多様性を生み出しているように思えました。

それもあってか10年前は淡麗辛口が非常に多かった地域も、色々な香り、味だったように思えます。

まだまだ面白いな日本酒と改めて思い知らされました。

勿論、鑑評会だけが味を決めるわけではありませんが、ひとつの技術の成果として素晴らしいと思います。

改めて、受賞された蔵の皆様おめでとうございました。


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