全くもって個人的な2019年のお酒10大ニュース。ムーブメント起こしたお酒は?
今年も色々ありました。そして大体は忘れました。
必死に思い起こして今年のお酒でこれはというものを書き記したいと思います。
10位:クライナーファイグリング
コカレロが流行ったかなーと思ったらこんどはクライナーファイグリング。
出典:Amazon
昨今のクラブシーンのお酒の流行りは早いですね。
僕自身、クラブとか前提を全く知らず、カクヤスのレジ前に売られていたのでオリジナルフレーバーを買って飲みました。甘いですね。イチジクとのことですが、「???」でありました。でもリキュールって結構そんなもんです。
ここ最近はイェーガーやらコカレロやらと薬草系リキュールが流行っていたのでその反動なのでしょうか。
一人常温で飲んだのが、違ったのでしょう、キンキンに冷やしてくいっとやれば楽しいお酒なのかなぁと思った次第です。
でも、瓶のため、量が一定なのはいいですね!!
9位:テキーラフィッシュ
せんべろnetさんのバズで一気に認知されましたが、元ネタは四ツ谷アウトブレイクさん。
そこからの串カツ田中さんがテキーラ金魚サービスを始めて、一騒動がありましたが、現在は和解済み!
四ツ谷アウトブレイク店長さんの懐の深さもあり、炎上案件としてはかなり良い着地点だったのかなと個人的に思いました。
そんな話もありつつ、僕の周りでもテキーラフィッシュが売られていたりしました。アイデア一つでまだまだお酒って面白い。
8位:ボタニカル焼酎
昨今のクラフトジンやプレミアムテキーラの流れを受けてか、焼酎においてもさらにボタニカルブレンドされた焼酎を良く見ました。
僕はクラフトジンが市場で本格的にブームになるには価格帯で3000円台が多くならないと厳しいと以前から言っておりましたが、焼酎ベースのアプローチがあったとは目から鱗です。
本格芋焼酎、海童で有名な濱田酒造さんの樹々は正に「これを待っていた!」っていうプライスです。
7位:ネオ量販日本酒の定着
発売当初から結構話題だった菊正宗のギンパックですが2019年IWCアワードセレモニーにて、SAKE部門「グレートバリュー・サケ」受賞酒から選ばれる最優秀賞 グレートバリュー・チャンピオンサケ を受賞。
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大手のお酒というと昔ながらの日本酒のイメージがあったように思えましたが、そのまま黙っているはずもなく。そんなイメージを払拭する新商品が花開いた一年に感じました。
Twitterで推薦された日本酒初心者お勧めのお酒を決める企画にて、ブラインドティスティングを行った結果月桂冠THE SHOTが50銘柄中10位に選ばれたりもしました。
※最終結果が楽しみです
松竹梅の澪も人気ですよね
出典:Amazon
今まで、大手日本酒で若者向けに発売された日本酒で定着されたものが中々なかったように思えたのですが、最近は結構定着してコンビニでよく見かけるようになったと思います。
誠に勝手ながら「ネオ量販日本酒」の躍進とさせていただきました。
6位:お茶割りブームの兆し
昨今の糖質制限ブームの流れがお酒にも流れてきております。
ローカロリー、低糖質で食事にもあうお茶割はうってつけ。
お茶割というとどうも、オジサン臭いというイメージがありましたが、最近ではむしろ若者に受けるのかも。
そして簡単にお茶割といいますが、本格焼酎ブーム以後、様々な焼酎が市場に出回り、またお茶にしてもコンビニレベルでも、ジャスミン、麦茶、緑茶、ほうじ茶と様々あります。
組み合わせは正に無限大。手軽なカクテルとして楽しめます。
※茶割というお店では100種類のお茶割が楽しめます。代官山にもお店ができたとのこと。
5位:令和記念デザイン
今年は何といっても令和。ハレのお酒として、令和記念デザインをよく見かけました。
特に日本酒ではただのデザインでなく、改元当日に搾り始める令和初しぼりの商品も発売され、令和の祝賀ムードを盛り上げました。
4位:ロックアイス直割り
すみません。タイトルをもう一度見ていただくと嬉しいです。
「まったくもって個人的な2019年お酒の10大ニュース」なので僕がよくやってた飲み方がランクイン。
まず、コンビニに入ります。冷凍コーナーを覗きます。
ほぼ正方形なロックアイスがありませんか?
コップタイプのロックアイスもあるとは思いますが、コップタイプもカップタイプも値段はほとんど変わらないんですよ。
ただ、カップタイプ、内容量はほぼ2倍なんですよね。
そしたら、当然カップにお酒を注ぎますよね。
ウイスキーでも白ワインでもストロングでも何でもいいんです。氷が多いので溶けづらいのがまたいい。
あとは公園で飲むだけ。外から見たら何飲んでるかもわかりませんからこれはもう一石三鳥くらいですよ。
特筆すべきは、このカップを落としたら試合終了ということです。
酩酊になる前に気づくことが出来る。置いても倒れづらいが、しかし持ちづらい。それがいいんです。
僕はこれをヤバ汁って言ってましたがあまりにあんまりだったのか、いつの間にか周りの友人からは豚汁(豚汁ではない)と呼ばれてました。
3位:オレンジワインって何?
ある日、ワインの有料試飲コーナーでオレンジワインというのがあったんですね。
ははーん、これはインスタ映えを意識したやつかな、と思いつつ飲んでみたところ全くもってとんでもない。
いえ、確かに色はオレンジですし新しい味わいなのですが、結構深い味わい。聞いてみたら、白ワイン。
通常白ワインは皮、種を取り除いて作られますが、赤ワインのように種や皮も残して作られるとのこと。
タンニンが含まれる性質上、酸化防止剤などの添加物を入れなくても酸化を防ぐということで、昨今のオーガニックワインの流れと合致したようです。
まだまだ流通量は多くないですが、今後注目のワインだと思います。
2位:どこでも酒場
かねてより、酒場ライターであるパリッコさん、スズキナオさんの飲酒ユニット酒の穴で提唱されていた飲み方チェアリングを始めとし、昨今のキャンプブームと相まって気軽に野外で飲むということが一般的になってきた気がします。
まずチェアリングですが、人様の迷惑にならない場所にて、折り畳みチェアを持ち出し飲むこと。
※ウィキペディアのページまである。
また、僕自身よく公園で飲むのですが、NKKという協会のまとめページもありました。
僕自身のベスト公園は未だ築地川公園です。
アイテムではサーモスの保冷缶ホルダーが人気なようです。
花見など外で飲む文化のある日本ならではですが、当たり前ながらマナーなどは守りたいですね。
1位:レモンチューハイ×RTD
まず、日本コカ・コーラ初のアルコール飲料、檸檬堂が全国発売されたことは個人的に結構大きい話題でした。
さらに王道のこだわり酒場のレモンサワーも大ヒット。
もうすっかり定着化した、レモンチューハイでありますが、これにストロング系などのRTD(レディトゥドリンク)も掛け合わさり、レモンチューハイと一言で言えども様々なバリエーションが発売されました。
檸檬堂を始め、ジューシーな味わいのレモンチューハイが多かったように感じました。
まとめ
何だかんだ今年もチューハイがぶいぶい言わせた年だったように思えます。ただ、高アルコール飲料の勢いも少し落ち着いて、ブーム原点回帰のレモンチューハイのクオリティに拘った一年だったように感じました。
ストロングゼロのドストレートなキャンペーンは思わず笑いましたけどね。
出典:サントリー
来年も程よい付き合いを目標にお酒を楽しんでいきたいと思います。