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【ウイスキー】旅のお供はフロム・ザ・バレル

先日のとある晩、僕はギリギリまで悩んでいた。

旅行の準備に。

着替えも持った、財布等もOK、じゃあ何ができていないのか??

持っていくお酒である。


新幹線での旅は、僕にとって特別なものだ。

いつもの電車と違うリクライニングな椅子と簡易テーブルとドリンクホルダー。

休日の新幹線は周りの空気もどこか浮かれていて、楽しげな雰囲気が漂っている。高速で流れる景色をぼんやり眺めても良いし、友人と話してもいい。

発車のベルと共にプシュッとビールを開ける。ひと心地ついたところで、おもむろに駅弁を開ける。

東京駅からなら崎陽軒のシウマイ弁当が多い。いつだって美味しい。醤油は米にかけてお酒のつまみとしてしまう。

さて、次のお酒はと・・・

ここです。帰りなら旅行先で買ったお酒を飲むのですが、行きの場合はどうなるってことなんですよ。

ずっとビールでもいいのですけど、やっぱり折角の旅行ですからね、ちょっとバリエーションを楽しみたい。

かといってあんまり飲んでベロベロになってもそもそもの旅行が楽しめなくなってしまうので加減ができるお酒が好ましいわけです。

と、なると蒸留酒かカップ酒あたりが選択肢として挙がってくる。しかし、僕は地酒のカップ酒を高確率で帰りに買って飲むため、行きは蒸留酒が良さそうだ・・・

ここまで考えたら天啓が降りてきました。

出典:ニッカウイスキー公式HP

フロム・ザ・バレル

FTBの略称でウイスキーラバーから支持を得るお酒です。

フロム・ザ・バレルは、ニッカウヰスキーが製造し、アサヒビールが販売するブレンデッドウイスキーです。1985年に誕生し、北海道余市蒸溜所と宮城県宮城峡蒸溜所で製造された原酒をブレンドしています。
フロム・ザ・バレルは、再貯蔵された樽からそのままボトルに詰められています。割り水を最小限に抑えているため、風味が濃く、重厚な味わいが特徴です。アルコール度数は51度で、厚みのある力強い味わいから人気があります。
フロム・ザ・バレルは、熟成されたモルト原酒とグレーン原酒をブレンドし、再び樽詰めして数ヶ月ほど再貯蔵されます。この再貯蔵は「マリッジ(結婚)」と呼ばれ、異なるウイスキーが深く馴染み合い、調和のとれた美味しさが生まれます。

Google AI より引用

その天啓のまま持っていったら、まぁーーーこれが最高だったわけでこうして記事になっているわけです。

何がいいって、まず瓶ですよね。

この四角形が新幹線の簡易テーブルで抜群の安定感を発揮します。また、高さもないので多少の揺れではぶれないし、誤って倒してしまうリスクも少ない。当然、バッグに入れても場所を取らないし、収納もしやすい。

何より置いた時絵になるじゃないですか!

美しい・・・


佐藤 卓氏のデザインが本当に素晴らしいです。

勿論、肝心の味の方も抜群。

出典:ニッカウイスキー公式HP

華々しい受賞歴もさることながら、コスパに優れたウイスキーとしてもよく挙げられます。

※過去僕がとりまとめたTwitter(現X)のウイスキーの意見、全てランクイン。

やっぱりハイボールでの安定感が良いですよね。度数が51%なので炭酸負けしないタフな味わい。しみじみ美味しいなーと思います。

先に飲みほしたビール缶に注いでしまってもいいし、ペットボトルの炭酸水に直入れ直のみでも気楽。これまたこぼすリスクが低いですしね。

スレた飲み方にはなりますが、それを補って余りある利点があります。

蒸留酒なので、ちょっとだけ飲んで切り上げても劣化なし!旅先でも帰りの新幹線でも楽しめるわけです。

難点があるとしたら、入手が困難であること。

定価が現在税抜き2800円(2024/02現在)に対してネットでは5000円以上がザラ。

※プレ値っぷりは山崎・白州よりはマシですが…

僕は年末たまたま定価で1本買ったものがあったので、それを持っていけました。飲み干しても瓶だけとっておこうか・・・

そんなわけで、瓶の形だけでも旅のお供にグッドなフロム・ザ・バレル。定価で買えるチャンスがあったらかなりお勧めです。

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