
失敗からのチャンス
娘に4月に開催されるマスターズの前週にあるオーガスタ女子アマ選手権の招待状がオーガスタから届いた。 (ゴルフがよくわからない方すいません・・・)
来たー!家族で大喜び!
昨年の最終プロテストの4日前39度を超える発熱。コンディション不良により力を発揮することができずに不合格に終わってしまった。
プロを目指すのか?辞めるのか? やりたい気持ちはあるけど、また1年、ものすごい圧の中でやっていくことを思うとすぐには切り替えられない。
「やりたい!」が出るまで待つことにした。
2週間後、お正月に開催されたオーストラリアでの試合への招待のオファー、続いて3月にベトナムで開催されるアジア太平洋アマチュアへの招待のオファー、そして今回のオーガスタへの招待。とてもありがたい話である。
世界女子アマランキングで日本人上位者が5人プロテストに合格し、今年日本人で2番手になりチャンスをいただけるようになった。
少しづつ「やりたい!」が湧いてきたようだ。
発熱もものすごい圧が起因していることを考えると仮に昨年プロテストに合格してもスキルはあっても圧にやられて、力を発揮できずに終わってしまったと思う。
目標はプロテスト合格ではなく、ツアーで活躍し、ランキング女王になることをだと考えると昨年の不合格は夢実現のためには早道になるはず。
「落ちてよかったね」と言えるようにこれからも挑戦していこう!
ベガルタ仙台の森山監督もJ1昇格プレーオフ決勝で負けてしまった時に同じことを言っていた。「今の実力からして、今日勝ってもしJ1に上がったとしても、また1年でJ2に降格していたでしょう。私たちの目標はJ1に昇格することではなく、地元に愛され、J1で優勝争いをし、そして優勝することである」
今年1年実力をつけて強いチームになって来年昇格し、J1で戦えるチームになったとすれば、今年昇格するよりも早く目標が達成できるということになる。
1年全てをかけてきたことが失敗に終わることはショックというレベルを超えてとても悲しい出来事だが、自分の内側からの目的と目標が自分を支えてくれ、新しいチャンスをもたらしてくれる。失敗は避けるべきものではなく、歓迎しよう。たくさん失敗した人が早く成功できるから。