「予祝」との出会い〜フリースクールを運営したい〜
通信制高校に勤めていた頃、ずっと考えていたことがありました。
それは、
「どうすればみんな勉強ができるようになるのだろう?」
「どうすれば力がつけられるようになるのだろう?」
ということです。
通信制高校だったので、学校や勉強が好きではない子が多いです。
だから、大学に進学したいと思っていても、努力が続きません。
僕は、「絶対にどんな子もできるようになる」と信じていたので、努力しさえすれば何でもできると考えていました。
だから、
「なんでみんな努力が続かないんだ…」
と、努力を継続させる方法を試行錯誤していました。
・いろいろな目標達成法の試行
・生活習慣の管理徹底
・たくさんの励ましの言葉
・成功体験の積み上げ
全部失敗というか、結果は出ませんでした…
生徒に努力を強いる自分も辛いし、もちろん生徒も努力から離れて行きました。
そんなときに「予祝」という方法に出会い、「これだ!!」と確信しました。
1.大嶋啓介さん
「予祝」のことを初めて知ったのは、大嶋啓介さんという方の講演会でした。
「可能性はそんなものじゃない!」
というメッセージに惹かれて、天草から福岡の大牟田まで出かけたことを覚えています。
そのときに書いた記事なので、ご覧いただければ嬉しいです。
衝撃的だった話の一つを紹介しますね!
何をやるかよりもどんな心でやるか
「1ヶ月で10kgのダイエットできると思う人?」
→ほとんどできる気がしません…
でも、質問が変わります。
「1ヶ月で10kgのダイエットできたら1億円。できると思う人?」
→ほとんどの人ができると思います。
この例えを聞いて、上手くいくときと上手くいかないときの違いだと感じました。
上手くいくときは、
「すでにそうなった状態を想像して、ワクワクしています」
つまり「予祝状態」になっています。
僕は、子ども達の「心」がどんな状態か、考えたことすらありませんでした。
とにかくやれば結果につながる、と思っていました。
でも、そうではなかったことに「予祝」と出会うことで気づくことができました。
2.可能性を伸ばす最高の方法
ここで「予祝」について紹介したいと思います。
「予祝」は日本人の遺伝子に適った、夢を実現する最高の方法です。
実は、国語辞典にも載っています。
日本人が昔から大事にしていた伝統行事や習慣のほとんどが「予祝」と言っても過言ではなさそうです。
例えば、お花見や盆踊り、秋のお祭りなども「予祝」です。
お米がたくさん収穫できることを前もってみんなで祝う行事ですよね。
また、子ども達に関わる行事も、子ども達の健やかな成長と幸せを祝うという「予祝」になっています。
七五三やひな祭り、こいのぼりなど、前もって祝いますよね。
前もって祝うことで、夢や希望を抱き、楽しい気持ち・ワクワクした気持ちで毎日を過ごすせるようになります。
ワクワクした気持ちになっているからこそ、力が伸びて、成果を上げることにつながるという流れです。
3.このいろ教育=予祝
学校教育は、ワクワクした心の状態を大事にはしていません。
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