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「説明が苦手で、相手をイライラさせてしまうことがある…」そんなときの具体的な解決方法(100分の1行動療法)

今回もセミナーにお申し込みいただいた受講生の方から、ご相談をいただきました。

Q「人に説明するのが苦手で、相手をイライラさせてしまうことがあります。自分の説明を最後まで聞いてもらえず落ち込みます。仕事中、ずっと怒られる感覚になっていてアドバイスと捉えられません。1対1は大丈夫ですが、それ以上の会話は緊張します。極度のあがり症で、頭の中が真っ白になり、聞き返しがあるとしゃべれなくなります。なんとかしたいと思っていますが、なかなか治りません…」

この方は本当にすごい方だと思います。もしお会いできるなら、一言「大丈夫ですよ!」とお伝えしたいくらいです。

なぜかというと、ご自身の中で、原因と結果をしっかり自覚しているからです。自覚できていれば、問題の半分は解決したようなものだと思っております。

ぜひ、更に前に進めていくポイントをお伝えしたいと思います!

100分の1行動療法で解決

いただいた相談内容を、原因と結果に分けると、こうなります。No1~6まであります。(下記の画像をご参照ください)

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今回は、解決するメソッドとして、100分の1行動療法をお伝えいたします。

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行動療法とは、行動を変えることで結果を変えていくアプローチです。

100分の1とは、全部取り組もうとせずに、1個取り組む方法です。

例えば、参考書が10冊積んであったらなかなか読む気がしないですが、一冊だけピックアップして、その本の1行だけ読み始めてみる。更にもう1行、更にもう1行、という風に、小さく行動を刻んでいくと、だんだんとエンジンがかかってきます。それが100分の1行動療法です。

先ほどの6つの内容を見たときに、まずNo1~6のどれから挑むかを決めます。

だいだい、悩みごとの優先順位は、最初に書くことが一番の悩みだったりするので、仮に一番上のNo1「人に説明するのが苦手」をピックアップします。そして、それに対して徹底的にアタックしていきます。

相手がイライラする理由は2つ

No1: 原因「人に説明するのが苦手」→結果「相手をイライラさせてしまう」

相手がイライラする理由は、大きく2つあります。

①聞きたいことではない

「好きなスポーツは何ですか?」と聞いているのに、「カレーライスです」と答えたら会話にならないですよね。聞きたいことがスッと返ってこないと相手はイライラしはじめます。

②聞きたいことまでが長い

例えば、「好きなスポーツは何ですか?」と聞いているのに、「私ですか。そうですね…小さい頃は…」と、結論までが長い話。これも相手のイライラを誘発させます。

この二つに対して、具体的に対策を打っていきます。

ニーズを的確にキャッチする

一番早いのは、「聞きたいことは何ですか?」と相手に聞いて、的確に回答することです。

ただ、「聞きたいことは何ですか?」ってなかなか聞けないと思うので、「聞きたいことはこういうことで合ってますでしょうか?」と確認するのも手です。例えば、「作業の進捗が何%進んでいるか?ということですよね」と聞いてあげる。そうすると「50%まで終わっています」と答えられます。

相手の聞きたいことキャッチして、そのうえで、説明をはじめる。そうすると、相手がイライラすることが減ります。

過去の記事、動画でも、わかりやすく説明する方法をたくさんアップしておりますので、是非参考にしていただければと思います。

今回お伝えしたいことは、100分の1行動療法です。全部やろうとせず、まずひとつ、狙い撃ちにして実行すること。一つクリアすると、だんだん改善していくのが楽しくなるはずです!詳細は動画でも解説しております。

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

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