話し方講師がぜひオススメしたい!会話が上手くなる本の紹介
今回のテーマは、「話しが上手くなる参考図書」です。
よく「話し方にまつわる本って、どんな本が参考になりますか?」と聞かれることがあります。
これはとてもよい質問です。
ギターを習うにしても教本が必要です。「話が上手くなる」にも教本があると便利です。
ただ、困ったことに、話し方にまつわる本って、世の中に何千冊と出てるんです。これ全部読むわけにはいかないですよね。
そこで、今回は話し方の講師が、推薦する本をご紹介したいと思います!
以前、私がアリストテレスの『弁論術』をお伝えいたしました。
今回は、4名の講師にご登場いただきます!
皆さん、多数の「伝わる話し方」のセミナーを実施し、スピーカー、プレゼンテーター、本を含め、日々研究している方です。それぞれどんな本を読んでいるのか、伝わる話し方を体得する参考図書をメドレー形式でドバッとお伝えします!
①話がゼンゼン伝わらない…が消えてなくなる本
岩崎清美講師のおすすめ本
話がゼンゼン伝わらない……が消えてなくなる本 瓜生 健一 氏 (著)
桐生:もう、タイトルからしておもしろそうですね!
岩崎講師:そうですね。話が長くなる、話が飛ぶ、上司と話が噛み合わないという方に、特におすすめです。
この本は、上司と部下とのやりとりが、非常に事例として多く載っています。
ビフォー・アフターがすごく確認しやすいので、「わかる、わかる!」「そうそう!」「そういうシチュエーションあるよね!」とめちゃめちゃイメージできます。
桐生:上司に「何を言っているかわからない」「結論は何?」と言われたことがあるかたは、ぜひ参考になりますね。
岩崎講師:そうですね。読んでいただくと、自分に何が起こっているのか、何が問題かわかると思います。
②ホンモノの思考力
平山幸聖講師のおすすめ本
ホンモノの思考力 ―口ぐせで鍛える論理の技術 樋口裕一 氏(著)
平山講師:この本の見所は、ズバリ「型にあてはめて考えましょう」ということです。
元々、樋口裕一さんは「小論文の神様」と呼ばれている方で、小論文関連の本も多数出版されています。
さすが予備校講師。使えるテクニックと具体的な事例が満載です。
例えば、社内の昇格試験で、論述試験があったときにも、この本は相当使えます。ものすごく汎用性の高い、一生モノの本だと思います。
③5日間で言葉が「思いつかない」がなくなる本
大澤理英子講師のおすすめ本
博報堂スピーチライターが教える 5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本 ひきたよしあき氏 (著)
大澤講師:この本のいいところが2つあります。
1つ目は、本が物語形式になっているので、非常に読みやすいことです。「結局何が言いたいんだ!」って言われている部下が、一つひとつ課題をクリアしていきながら、5日間で話が上手になるという物語です。
2つ目は、著者が博報堂のCMプランナーで、言葉をすごく大切にしている点です。文章が簡単で読みやすいのが魅力です。私、著者のひきたさんの本は全冊持っています。
桐生:なるほど。ストーリーだから、実体験に置き換えやすいですよね。自分の経験になぞらせると、すごく実効性が出てくるかもしれませんね。ありがとうございます!
④話すスキルUP すぐにできる!論理的な話し方
山本純香講師のおすすめ本
話すスキルUP すぐできる! 論理的な話し方 話の組み立て方が上手になるPREP法の使い方 大嶋友秀氏 (著)
山本講師:論理的な話し方というと、皆さん、おそらくこれを思い出されるのではないでしょうか。
PREP(プレップ)法。
P=ポイント・結論、R=理由、E=例えば、P=ポイント・結論という流れで伝えると、わかりやすく伝わるという型です。
「プレゼンのときは、こんなPREP法」「質疑応答のときはこんなPREP法」
この本はPREP法に特化した本で、「こんな場合もPREP法でできるんだ」ということがわかりやすく書かれているんです!
色んな会話のケースで、わかりやすく、端的に話すことができます!
本の内容を活かす方法
ここまで、4名の講師におすすめの本をご紹介いただきました。
本というのは知識の仕入れです。
これをを日常で活かせるようになると素敵ですよね。
「わかる」と「できる」は違うとよく言われますが、「できる」と「活かす」もまた違います。
「ギター弾けるんですけど、本番になったら緊張して弾けません」では、せっかくの練習を活かしたことにはなりません。
では、本で得た知識を活かすにはどうしたらいいか?
最後にみなさんに聞いてみました。
◯岩崎講師:インプットしたことを誰かに話すこと。
◯平山講師:気づいたことを書き物にすること。
◯大澤講師:受講生に「こんな本を読みました」「こんな学びがあった」と伝えること。
◯山本講師:得た知識を早速実践してみること。
わかる→できる→活かす
活かすには?
全員「アウトプットする」という答えでした。
まさに、その通りですね!
ぜひ、みなさんも、過去に印象に残った本を誰かに紹介したり、勉強になった出来事を朝礼のスピーチで伝えたり、良いことは早速実践してみたり。
アウトプットすることで、知識を活かしていきましょう!詳細は動画でも解説しておりますので、下記クリックください~(^-^)/
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「【コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー】はコチラ
【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
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