人前で上手く話したいなら...これだけはやるな【4選】
今回のテーマは、
「人前でうまく話したいなら、これだけはやるな4選」
です!
当スクールは、「伝わる話し方」実践スクールとして、数々のスピーカー、講演家、社長の新商品発表のプレゼン、政治家の演説にいたるまで、たくさんの話し方を研究しています。
時には音声の波形まで取って研究しています。
なので、「こうすると上手く話せますよ」という事例はたくさんあります。
でも、上手いの定義って、人それぞれ違うと思うんですよね。
例えば、スティーブ・ジョブズのように、わかりやすく、動きながらしゃべるのを上手いと定義する人もいれば、論理的に淡々と話すのを上手いと感じる人もいる。
ちなみに、さかなクンをご存知でしょうか。
いま講演家ランキング6位に入るくらい有名な講演家です。
ジョブズとさかなクンって、全然ちがいますよね。
このように「上手くしゃべる」の感じ方は人それぞれなのです。
失敗する事例は共通
でも、人前で話す人が、「これだけはやらない」というのは、かなり共通しています。
例えば、ずっと下を向いてしゃべり続けない。
聞こえないほど小さな声でボソボソ話さない。
これは当たり前ですが、そういう「これだけはやらない」というポイントがあります
今回はそれらをまとめて、
「人前で話すときにやってはいけない4選」
をお届けします。
やってはいけないことを事前に潰すことで、上手く話せる確率を上げていきましょう!という試みです。
まず、「やってはいけない4選」を目次形式でお伝えいたします。
①言葉のゴミは出さない
②早口でまくしたてない
③同じリズムで話さない
④リピートはやめる
それぞれ見てまいりましょう!
1、言葉のゴミは出さない
まず一つ目。
人前で話す人に共通しているのが、言葉のゴミが出ないということ。
言葉のゴミとは、「えー」「あのー」「まぁー」などです。相手に不要なワードです。
他にも、「なんか」「なんか」「なんか」、「ちょっと」「ちょっと」「ちょっと」が口癖の方がいらっしゃいます。
また、やたらと「ハイ」「ハイ」「ハイ」が語尾につく人。
この言葉のゴミは、聞き手にとって要らない情報です。
不要な情報が入ってくると、聞き手の集中力を欠きます。
だんだんと、話を聞いてもらえなくなります。
2、早口で捲し立てない
緊張すると、つい早口になることってありませんか。
焦るというか、早く話して終わらせたいというか…
早口であることが問題ではありません。早い場面もあれば、ゆっくりな場面もある。濃淡が大事です。
同じスピードで話し続けたら、お経みたいで眠くなってしまいます。
でも、緊張するときって、ダダダァ~ってずっと早口で話してしまう。
本来は、話ながら、グッと待てるかです。つまり間を入れること。
話している最中に間を入れると、強制的に話すスピードが落ちます。
スピードに変化が出てきて、すごく聞き心地がよくなります。
3、同じリズムで話さない
例えば、
私が ↘ 今日お伝えするのは ↗ 〇〇です ↘
大事な ↘ ポイントが ↗ 3つあります ↘
その中でも ↘ 極めて ↗ これが大事です ↘
のように全部同じリズムで話すこと。
これが5分、10分、30分、同じリズムで続いたら、完全にウトウトしてしまいます。
リズムとは規則的に鳴る音の塊ですが、これも、一定のリズムが悪いわけではなく、それが続いてしまうことがNGです。
一定のリズムでしゃべったり、時々崩したり、変化が大事です。
4、リピートを阻止する
リピートとは、同じ言葉を何度も繰り返すことです。
意図して繰り返すのはいいんですが、癖で反復している人が多数です。
例えば、
「人間の体は、60%が水分でできているんです。60%ね」
「ここが大事なんですよ。大事ですよ」
「多分こうやって伝えていると思うんですよ。多分」
「細々したことを言っていきますからね。細々ね」
と。
意味なく繰り返すと、聞き手に無駄な情報が入り、聞き手が疲れてきます。
ほとんどのケース、繰り返しているときは「次に何を言おうかな」を考えているときです。
ただ、不用意に発しているのであれば、聞き手にとってはただの雑音になります。
これもカットしたいワードです。
「やってはいけない4選」実践のコツ
以上、4つを展開しました。
①言葉のゴミは出さない
②早口でまくしたてない
③同じリズムで話さない
④リピートはやめる
これを実践する方法は2つです。
①録音して聞いてみる
・自分にどんなゴミがあって
・どのくらいのペースで話していて
・どんなリズムでしゃべっているか
・何か繰り返している言葉はないか
自覚すること。ちゃんと後で自分で確認してみることです。
②フィードバックをもらう
周りの人に「こういう癖がないかな?」とフィードバックをもらうこと。
言われたら結構ショックだったりするんですけど、改善しようと思ったら、やはり他者意見が最強です。
なんせ話している自分は気づかないことが多いからです。
聞き手にどう写っているか?強化すべきはそこです。
動画でも詳しく解説しております。是非ご覧ください!(^^)
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【モチベーション&コミュニケーションスクール】
コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー
【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
【モチベーション&コミュニケーションスクールSNS】
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