
~相手を怒らせてしまう話し方~ 「言い〇」を少し変えると相手に上手く伝わる!
今回のテーマは、
無意識に相手をイラッとさせてしまう
話し方です。
なぜか「言い訳するな!」と怒られてしまう…
相手をカチンとさせてしまう…
そういうお問い合わせを立て続けにいただきました。
相手に伝わる話し方は、
何を言うか?
も大事なんですが、もうひとつ大事なファクターがあります。
もしかしたら、そこでミスをして、相手をイラッとさせてしまっているのかもしれません。
今回も、いただいたご質問をもとに、明日からすぐに実践できる内容をお届けいします!
言い訳するなと言われるのは?
こんな質問をいただきました。
Q.:「会社の人に何か注意されたときに『自分はこう思いました』と、自分の考えを言うと、『言い訳するな』と言われます。私は人をよく怒らせてしまうことがあるようで、その点も改善するよう注意を受けました」
自分の意見をちゃんと伝えているのに、「言い訳するな」と言われたら、切ないですよね。。。
「ちゃんと答えているだけなのに…」って思いますよね。
聞かれたことに的確に答えることは大事なこと。
でも、もうひとつ重要なファクターがあるんです。
それは、
「どう言うか」
です。
「何を言っているんだ!」と、内容に怒っているケース。
「何て言い方だ!」と、言い方に怒っているケース。
「内容」と「言い方」、実は2個イチセットで相手に伝わります。
今回のお問合せは、聞かれたことにはちゃんと答えているので、
内容=OK
言い方=失敗
なのかもしれません。
言い方で地雷を踏んでしまうと、せっかくちゃんと話したとしても、相手を怒らせてしまうこともあります。
実例で見ていきましょう!
【悪い例】
上司:どうしてこんなミスをしたんだ!
部下:はい、すみません。ダブルチェックする予定だったんですが、チェックが漏れておりました。申し訳ありません。以後、こういうことがないよう、しっかりチェックしていきます。※随分ふてくされた感じで言っています。
詳しくは動画を見ていただきたいのですが、
ちゃんと謝罪して、原因も再発防止も伝えています。
でも、こんな仏頂面で、ふてくされたように話したら・・・
いくら謝罪していても、相手はカチンときます。
では、良い例をいってみましょう。
【良い例】
上司:どうしてこんなミスをしたんだ!
部下:はい、田中さんにダブルチェックしてもらう予定だったんですが、うまく機能しなかったようで…。本来は私がサポートができればよかったのですが、田中さんのダブルチェックが甘かったようで…。※今回は神妙な面持ちで話してみました。
なかなかひどいこと言ってますよね。田中さんのせいにしていますからね(笑)。
でも、かなり神妙な面持ちで、丁寧に、ゆっくり伝えていると、謝っている感が伝わってきませんか?
「何を言うか」と「どう言うか」
例えば、料理を作っていただいたとします。
無表情で「うまい、うまい」と言っても、言葉では「うまい」と言っていますが、イマイチ伝わらないですよね。
逆に、超表情豊かに、茶目っ気たっぷりで、
「おお!これよくある味!何度も食べたことある!」
と、結構ひどいことを言っていたとしますが(笑)、喜んでいるようにも見えます。
相手を怒らすとき、
「何を言うか」と「どう言うか」のどちらが欠けていませんか?
これをチェックするといいですね。
人間は感情の生き物
言い方ひとつでカチンときたりするわけです。
人間は感情で動きます。
困ったことに、一度カチンとくると、相手の怒りが収まるまでに時間がかかります。
一切話を聞かなくなっったり...そうなる方も悪いですが、少し言い方を工夫するだけで相手に届くのであれば、やってみる価値はあります。
相手に与える印象は2つある。
「言うこと」と「言い方」
ぜひダブルチェックしてみてください。動画でも学びを深めていただけると嬉しいです!(^^)
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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
【モチベーション&コミュニケーションスクール会場】
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