見出し画像

「何考えてるかわからない」と言われてしまう...人は「コレ」をやってほしい!!!

Q:「何を考えているかよくわからない」と言われます。感情表現が苦手なようです。何かよい方法はありますでしょうか?

ご質問をいただきました。いつもありがとうございます!

今回は感情表現がテーマですね。

これ、非常にわかります。
私もほんとに苦手だったんです。。

変な話ですが、小学校4年のときに、
「眉間にシワを寄せると顔がカッコよくなる」
と勘違いしていたことがありまして・・・
ちょっとニヒルな感じというか。
ただ険しい顔になるだけなのですが(笑)。

毎朝登校したら、まずトイレの鏡の前で眉間にシワを寄せて、それから教室に入っていました。
誰も寄ってこなくなりました。
そんな怖い顔していたら誰も話しかけたくないですからね(;´Д`)。

表情が読めないと不安になる

無表情の人、怖そうな顔をしている人は、コミュニケーションが取りずらいですよね。
感情がわからず不安になります。

「感情を表に出す必要はない」という方はいいと思うんですが、やはり普段のコミュニケーションでは、
・今、楽しいのか?切ないのか?
・いまの話、理解してくれているのか?
・何かを伝えようとしているのか?
それがわからないと、非常に会話がしづらいです。

今回は感情表現が苦手な方が、まずは取り組むべきたった1つのコツをお伝えいたします。

感情を口にする

これが今回の結論になります。

こういうと身も蓋もないかもしれませんが、感情表現が苦手な人は圧倒的にここで躓いています。
感情を口にしていません。

スクリーンショット 2022-06-02 0.09.19

感情表現は言葉だけではありません。身振り手振りもあります。
でも際立って足りていないのは言葉にすることです。

「私は普段、表情とパントマイムだけで生活しています」
なんて人はいないですよね(笑)。
やはり一番使うのは言葉だと思います。

例えば。

私の話なんですが、先ほど、どうもレモンスカッシュを飲みたくなりまして。

少しほおっておいたのですが、飲みたくて飲みたくてザワザワしてくるわけです。
そこで弊社のフロアにある自動販売機まで買いに行きました。ここの自動販売機は全商品100円なんですね。
100円だけ握りしめて買いに行ったわけです。

100円を入れたら、自動販売機のランプが光りません。
「あれ、何で?」と思ったら、なんとレモンスカッシュだけ110円なんです。
「オイ!10円足りん!」と。。。

またオフィスに戻って財布から10円取ってくるのか。。面倒だな。。
と思って、左のポケットに手を入れたら・・・

なんと10円が入っているではありませんか!

「おお~!!ブラボー!!」
10円を入れてめでたくレモンスカッシュを買えました。

的な話を、ちょっと大げさにしてみましたが、これを感情を口にせず淡々としゃべったらどうなると思いますか?
ただの経過報告になります。

「レモンシュカッシュが飲みたくてザワザワした」
「10円足りなくて残念だった…(´ㅂ`;)」
「10円があった!ヤッター!(´∀`)‼」

気持ちの表現が全くなかったら本当に淡々した話になります。
嬉しかったのか、悲しかったのか、よくわかりませんよね。

感情表現が得意な人は、
「楽しかったんです」
「うれしかったんです」
「ワクワクしたんです」
ガンガンいれてきます。
口にしているうちに本当に気持ちが乗ってくることさえあります。

ポイントは、
どうなったか?
よりも
どう感じたか?
です。

相手の感情にアプローチする

自分の話もそうなんですが、相手の話を聞くときも、感情のキーワードを拾うといいです。

スクリーンショット 2022-06-02 0.50.41

例えば、
「最近、初めてコロナに感染しまして。まず子供がかかったんですが、その後妻もかかりまして、私もかかりました。2週間隔離で、会社にいけず仕事が心配になりまして…」
という話を聞いたとします。

この場合、

「熱は何度出たんですか?」

「ワクチンは接種したんですか?」

など、色々聞きたいことが出てきます。

でも、一番触れなければいけないのは、
「2週間も。それはお仕事、心配になりますよね」
です。

なぜなら本人が「心配になりまして…」という気持ちを語っているからです。
まずそこに触れないといけません。

自分が聞きたいことはいったん横に置いておいて、
「うわー、2週間も隔離ですか。大変でしたね」
「2週間って結構仕事たまりますから、やきもきしたでしょうね」
と相手の感情にフォーカスします。

自分が聞きたいことは、その後でも十分です。

具体的にできること

まずは簡単なところからでいいんです。

「楽しかったです」

「うれしかったです」

「切なかったです」

「刺激的でした」

などなど、感情を口にすること。

感情に意識が向くと、相手の感情にも気づけるようになります。
アンテナが立って情報が入ってきます。
是非、動画を見ながら実践してみてください o(^-^)o

---------------------------------------------------------

「【コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー】はコチラ

【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】

◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)

画像3

◎説明の一流、二流、三流(明日香出版)

画像4

◎30秒で伝える全技術 (KADOKAWA)

画像5

雑談の一流、二流、三流 (明日香出版)

雑談の一流、二流、三流の本

10秒でズバッと伝わる話し方(扶桑社)

画像7

【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】

画像8

【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

【モチベーション&コミュニケーションスクール会場】

画像9

北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄

◎モチベーション&コミュニケーションスクール公式LINE

◎YouTubeみのちゃんねる

instagram

Twitter

Facebook

TikTok

株式会社モチベーション&コミュニケーション

所在地 〒163-0649 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49F
お問い合わせ TEL:03-6384-0231
MAIL: info@motivation-communication.com

-----------------------------------------------------------------------------

いいなと思ったら応援しよう!