【人見知りの方に】誰とでも会話が盛り上がる「相手を主題にする」話法
今回のテーマは「人見知りでも会話が弾むたったひとつのコツ!」です。
Q.:「ものすごく人見知りで、以前より人との会話がおぼつかない状態です。会話が続かないことが多いです。そんな自分を変えたいと思い、セミナーに申込みました。よろしくお願いいたします」
セミナーにお申込みいただいた方からのコメントですよね!いつもありがとうございます!
今回は、人見知りの方がどうやって会話を弾ませていくか?
そこに絞ってお伝えしてきます。
自分に矢印が向いていると会話は盛り上がらない
まずは結論から。
自分に矢印が向いていると会話は盛り上がりません。
例えば、
・話すことがなくて気まづい...と感じている「自分」
・こんなことを言って相手を怒らせないだろうか…と思っている「自分」
・そんな質問をして嫌われないだろうか…と考えている「自分」
自分、自分、自分...
こんな風に、自分にフォーカスが当たっていると、会話は盛り上がりません。
相手を見ていないからです。
楽しい気分なのか、落ち込んでいるか、相手の状態がわかりません。相手が話したい話題にも気づけません。
会話は、二人でつくるハーモニーです。
ずっと自分のことばかり気にしている人は、手鏡でずっと自分の顔を見てるようなものです※伝わりますでしょうか(笑)
お互いに楽しく、血の通った温かい会話をするには、その逆をする必要があります。
相手を主題にする
その逆とは・・・
相手を主題にする
です。これが今日お伝えする会話が盛り上がるたったひとつのコツです。
人間は、自分のことを話したい生き物です。自分のことを理解してもらえると嬉しいのです。
だからこそ、積極的に会話のスポットライトを相手に当てます。
例えば、電車好きの人から、「先日、電車を見に行ってきたんです」と言われたとします。
どれが相手主題の会話か、当ててみてください。
「先日、電車を見に行ってきたんです」
①つ目:へぇ~、何の電車ですか?
②つ目:実は私も見に行きました。
③つ目:電車、お好きなんですね!なんで好きになったんですか?
スポットライトが相手にあたっているのはどれでしょう?
①つ目は、何の電車を見に行ったのか?話題のスポットライトは電車、つまり事物にあたっています。
②つ目は、スポットライトが自分に当たっています。
③つ目は、その人が好きになったきっかけなので、まさにこれこそ相手にスポットライトが当たっている話題です。
もうひとつ。
「最近、暖かくなってきましたよね」と言われました。
また3つ言います。どれが相手主題か当ててみてください。
「最近、暖かくなってきましたよね」
①つ目:そうですよね。今日、20度ですって。
②つ目:この時期、朝は寒いし、昼間は暑いし、着るもの困るんですよね。
③つ目:この時期って着るもの迷いません?〇〇さんは、上着どうされています?
相手主題は?
③つ目ですね。
1つ目は事物、2つ目は自分、3つ目が相手を主題にした話題です。
無理に話題を探す必要はない
「人見知りなんです…」という方は、無理に話を探す必要はありません。
思い切って相手を見に行ってみてください。きっと、相手の表情や反応で、相手が話したいことが見えていくるはずです。
とはいっても、急にやろうと思ってもなかなか難しいですよね。
だからこそ普段からの意識付けが大切です。
例えば、食事に行ったとします。
「素敵なお店!」というのはお店、つまり事物にフォーカスが当たっています。
「素敵なお店!さすが◯◯さん、センスがいいですね!」と言うと、相手にフォーカスが当たっています。
「〇〇さんの周りって、いい人ばかりですよね」
よりも、
「〇〇さんの周りって、いい人ばかりですが、〇〇さんの人の良さに共鳴して集まってくるんですね」
の方が相手にフォーカスが当たっています。
受けとる印象が180度変わる
微妙なニュアンスなんですが、事物、自分、相手、どれに当てるかによって会話の盛り上がりは格段に変わります。
まずは相手を見に行くこと。
真っ黒に焼けている経営者の方がいれば、間違いなくゴルフかサーフィンでしょう。そこに触れる話題を展開していきます。
体格のいい人がいたら、きっと運動している方でしょう。「健康的ですね」「何かトレーニングしているんですか」と、相手に焦点をあてます。
ぜひ、動画を見ながら、いっしょに相手が主題になるような癖付けをしていきましょう!(^o^)/
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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【ビジネスマンのための「伝わる話し方」実践スクール】
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
【モチベーション&コミュニケーションスクール会場】
北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
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