【雑談力をアップする】会話が続く!本に書けなかった2つの項目
Q.:『雑談の一流、二流、三流』を愛読してくださっている方からの質問です。以前、『雑談の一流、二流、三流』の中に掲載できなかった内容があるとお聞きしましたが、どんな内容でしょうか?
いつもご愛読ありがとうございます!
著書、『雑談の一流、二流、三流』には、45個のメソッドを書いています。最初50個くらい書いて、多めに作って後で削るのはよくあるやり方です。おそらくその件ではないかと思います。
今回は、本に書けなかった、でも絶対使える!!2つの項目をピックアップしてお伝えいたします。
<雑談が上手くなる方法>
①もう一言だけ足すと会話が続く
②視野を広くすると話題が無限に広がる
この2つです。
①もう一言だけ足すと会話が続く
雑談でお悩みの方は、「雑談ができない」というよりも、「雑談が続かない」の方が圧倒的に多いです。
例えば、
「こんにちは。暑いですね」→「そうですね」
だけで終わってしまうとか、
「久しぶり」→「ああ、久しぶり」
「趣味は何ですか?」→「読書です」→「読書ですか…」
など、会話が続かないケースです。
そこで、もう一言だけ足してみましょうというのが、1つ目のメソッドです。
「もう一言だけ足す」とは、会話の材料をテーブルにのっけることです。
例えば、「映画よく見ますか?」と聞かれたとしましょう。
「あまり見ないですね」、これだと会話が終わってしまいます。
でも、見てもいないのに「見ています」と嘘をつくのも、おかしいですよね。
だから、もう一言足しましょう。
「あまり見ないんです。でも、ホラーは好きなんです笑」
こう一言足すと、
「え!?ホラーですか!?」
と、会話が続く材料になります。
「あまり見ないんですけど、お盆と正月はよく見ます」
お盆と正月の深夜って、よく映画やってますもんね笑。
「私、寒いの苦手なんです」→「へぇー」
だと、会話が終わってしまいます。
そこで、「私、寒いのは苦手なんです。ほら、靴下2枚履いてます」
「2枚笑!!」みたいな感じで、会話が続くきっかけになります。
「俺、モテないんだけどさ…」+「ちびっ子にはよくモテるんだけどね…」
「私、この仕事向いていないんです」+「だって、1日に5回はミスをするんですよ。逆にすごくないですか?」
と足すと、自虐ネタも人間味が出てきます。
一言足すと、何かコメントを返したくなったり、続きが気になったり、次の話題が生まれやすくなります。
②視野を広くすると話題が無限に広がる
雑談が苦手な方は、沈黙の状態になったとき、
「何を話そうかな?」「こんなこと言ってもいいかな?」
と、何を話すかに囚われて、目線が狭くなります。視野狭窄の状態です。車の運転だったら危ないです。
そこで、沈黙したときこそ、視野を広くしてみてください。
視野を広くするとは、見渡して目に入ってきたものを触れることです。
例えば、
「まだ半袖なんですね!さすがいつも暑さが伝わってきます!」
と、服装の振れるのもあり。
上司と一緒に電車に乗っているときに、雑誌の中吊り広告が目に入ったとします。
「衆議院選、近いですね」
でもいいですし、窓の外を見て、
「最近、日が暮れるの早くなりましたね」
でもいいわけです。
お客様の会議室に入ったら、
「わ~!素敵なテーブルですね」、「この絵画は先代の社長ですか?」、「モニター付き会議室なんてうらやましい~」まど、見えるものから触れていきましょう。
1点を見つめて、「何を話そうかな…」と悩んでいるときほど、話題は見つかりません。
だからと言って、会話に困った瞬間、急にキョロキョロしはじめたら、話題を探しているような感じがしますよね。
だからこそ、会話では常に視野を広く保つこと。180度パノラマです。
お会いした瞬間から、見えるものに触れてく。そうすると雑談のネタがたくさん転がっていることに気づきます。
会話が続く!『雑談の一流、二流、三流』に書けなかった2つの項目
①もう一言だけ足す=扱える材料をテーブルにのっける。
②視野を広く=視野を広くして見えるものに触れていく。
いつも『雑談の一流、二流、三流』をご愛読いただき、本当にありがとうございます!雑談は、いつでも、どこでも、誰とでも、「こんにちは」からはじめられる最高のコミュニケーションです。
本書では、難しいことを一切言っておりません。ほんの少しの工夫を45個書いておりますので、ぜひご興味あるかたはお手にとってみてください~!
『雑談の一流、二流、三流』(明日香出版)
今回の内容は動画でも詳しく解説しております。是非こちらもチェックしてみてください〜(^^)
「【コミュケーション力アップ、伝わる話し方、あがり症改善セミナー】はコチラ
【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】
◎図解版:雑談の一流、二流、三流(ASUKA BUSINESS)
【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士
1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。
北海道、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島、新潟、石川、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、奈良、大阪、兵庫、和歌山、鳥取、岡山、島根、広島、香川、徳島、愛媛、高知、福岡、大分、熊本、鹿児島、沖縄
所在地 〒163-0649 東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル49F
お問い合わせ TEL:03-6384-0231
MAIL: info@motivation-communication.com
-----------------------------------------------------------------------------