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説明下手を克服する!「ああ言えばよかった...」後悔しない話し方

今回のテーマは、説明下手を克服する方法です。

何か説明した後に、

「あ〜、あのときああ言えばよかった…」

「なんであの言葉が出てこなかったんだろう」

と、後悔してしまうケース、ありませんか。

私は新卒1年目のころ、まだ説明の仕方がわからず、「なぜあとのき、ああ言えなかったんだろう」と、2〜3日落ち込むことがよくありました。

今回は、スタッフから、「あのとき、ああ言えばよかった…をなくす方法はありますか?」という質問をいただきましたので、それについてお答えしております。

きっと説明の腕が上がるメソッドになると思いますので、ぜひ最後までお付き合いください(^-^)/

「ああ言えばよかった」と後悔するケース

〇スタッフ(平山):「説明が苦手です。よく『あのとき、ああ言えばよかった…』と後悔することがあるんです。何か対策はありますでしょうか?」という質問をいたただきました。

〇桐生:こういうケース、よくありますね。今回は、その場でしっかり説明しきれる方法、お伝えしますね。

〇桐生:例えば、スーパーに買物に行くとするじゃないですか。その時に、「じゃがいも買い忘れた…」といってもう1回買いに行く。そうしたら今度は「カレーのルーを忘れた…」といってもう1回買いに行く。そうしたら「ああ...ティッシュも買ってくればよかった…」と。こんな風に漏れるときってありません?

〇スタッフ(平山):ありますね。

〇桐生:なんで漏れると思います?

〇スタッフ(平山):整理していないからですかね。

〇桐生:その通りですね。先に買うものをメモしておけば、「買ってくればよかった」と、後悔することはなさそうですよね。これ、説明でもまったく同じことが言えるんです。

〇桐生:何か自分が担当しているプロジェクトについて、説明しなければいけないとします。

担当しているのは自分なので、何を聞かれても説明できる気がしますが、実際は、ガンガン突っ込まれたりして、後で「なぜああ切り返せなかったんだろう…」と後悔したりするわけです。

これを防ぐには、説明することを「予め書き物にしておく」ことをオススメします。これが今回の結論です。

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例えば、今、平山さん、本を書いていますよね。「本の進捗状況はいかがですか?」と聞かれたら、何を説明しますか?

◯スタッフ(平山):納期とか、いま何章目を書いているか、とかですかね。

◯桐生:ですね。でも、もっと聞かれることがあるんです。

「タイトルは何にしたのか?」「本の告知はどうするのか?」「いまどんなプロセスで、誰が絡んでいるのか?」「どんな問題があって、どのような対策を打っているのか?」など、聞かれそうなことが色々ありそうです。

これ、いきなり聞かれたらドキッとしませんか。

◯スタッフ(平山):しますね。

◯桐生:でも、事前に説明すべきことを書き物にして、整理しておいたらどうでしょう。

◯平山:なんとなく答えられそうです。

◯桐生:ですよね。例えば、日本に東北地方ってありますよね。東北って、何県がありますか?

◯平山:えっ!?

◯桐生:パッと聞かれても困りますよね。でも、予め、青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島って、書いておけばどうでしょうか?

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◯平山:ポンポン答えられそうですね。

◯桐生:これが整理の力です。

だから、何か説明をするときは、「相手は何を説明してほしいだろう」と、書きだす。

そして、説明する順番を相手に合わせて並べ替えて、いらないところは捨てておく。けれども、聞かれたら答える。

このように、事前に説明することを言語化しておくと、説明漏れで後悔することが格段に減ります。

書き物にして整理する

例えば、お客様に商品説明をするときに、商品内容と金額だけを伝えればいいのか?

もっと説明しなくてはいけないことがありそうです。

内容、金額はもちろん、それを買ったときのメリット、デメリット、お買い得情報など、色々聞きたいことって出てくるはずなんです。これを予め整理しておく。

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これを説明前に、3分でも、5分でも時間を取って、書き起こすこと。

書き起こす行為って本当に地味なんですが、こういう小さな積み重ねが説明力を爆発的にアップさせていきます。

ぜひ、少し時間を取ってチャレンジしてみてください。動画でも詳しく解説しております!

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【株式会社モチベーション&コミュニケーション:桐生稔 著書】

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【プロフィール】
・株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役:桐生 稔
・モチベーション&コミュニケーションスクール代表講師
・日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー
・日本能力開発推進協会上級心理カウンセラー
・日本声診断協会音声心理士

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。もともと臆病な性格で、対人関係が非常に苦手。小さい頃は親戚の叔父さんと話せない程、極度の人見知りであがり症。体も弱く、アトピー性皮膚炎、扁桃腺炎症、副鼻腔等、先天性欠如等、多数の病気に悩まされる。
18歳の頃に新潟から東京に上京。東京で新卒入社した会社では営業成績がドベで入社3カ月で静岡県富士市に左遷させられることに。しかしそこから一念発起。コミュニケーションスキルをあげるべく心理学、大脳生理学を学び始め、1,200店舗中営業成績でNo1となる。その後、ボイストレーニングスクールに転職。話し方の基礎を徹底的にマスターし、8店舗だったボイストレーニングスクールを40店舗に拡大。一気に全国区の業界大手に引き上げる。そして2013年、強いビジネスマンをつくりたいという想いからモチベーション&コミュニケーションスクールを設立。現在では全国で伝わる話し方、あがり症改善、人前でのスピーチをトレーニングするビジネススクールを運営。全国40都道府県で年間2,000回のセミナーを開催し、受講者数は30,000人を越える。

【モチベーション&コミュニケーションスクール会場】

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