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【決済システム連携】リザストの歩くトリセツ#21

*更新日:2024年7月2日


1. 決済システム連携とは

 リザーブストックの決済システム連携機能は、販売の機会を増やし、事務作業の手間を省き、ビジネスを効率よく行う上で必須といっても良い機能です。

 銀行振込や当日払い(会場イベント)といった決済もありますが、銀行振込はお客様が手数料を負担し、入金確認を自分で行わなければならない、当日払いではお金の受け渡しにマンパワーが割かれたりもらい忘れなどのリスクもあります。

 決済システム連携の機能として、一番最初に導入されたのが、PayPal、次にStripeでした。2022年には、Square、ZEUSなども導入され、ロボットペイメント、AlphaNoteについても開発中となっています(2024年7月現在)。ここではこれらのサービスを「決済システム」と呼びます。

 数多くのサービスに対応できるようになったのも、決済システムによっては、提供する商品・サービスの内容が認められないケースが生じたためです。これについては利用する各決済システム運営会社が定めているガイドラインに準じて利用しましょう。

参考)Stripeの禁止業種リスト

 https://stripe.com/jp/legal/restricted-businesses

 リザスト側の設定は、決済システム側で発行される指定のコードをコピペするだけで済みます。実際のお客様によるカード決済は、利用する決済システム側で実行されます。利用開始後に決済エラーが起きた場合など、不明な点があれば、まずは決済システムのサポート窓口に問い合わせるのが確実です。

2. 決済手数料と価格設定について

 決済システムでは売り上げに応じた決済手数料が発生します。手数料は、商品の金額の中に含めるのが原則です。ご自分で何か商品を買う時を考えたら想像がつくと思います。手数料がかかるからといって、商品の値段に上乗せして、銀行振込など他の決済手段と価格と差をつけることはしないようにしましょう。

 例としてStripe決済の場合を示します。Stripe決済では、手数料3.6%となっています。

 商品の金額が10,000円の場合、3.6%に相当する 360円がStripeの決済手数料となるので、この手数料を差し引いた9,640円が自分の利益となります。Stripeから登録した自分の銀行口座に振り込まれます。

3. リザスト側の決済システム連携設定について

 リザストの管理画面左メニューの[設定]>[決済システム連携設定]を選択すると、ボタンメニューに各システムの設定画面を表示させるボタンが並んで表示されます。ここで、リザストと決済システムの連携を行うための設定を行います。

決済システムによって、利用可能な決済方法が異なります


3. 各種決済システム連携の設定

1) 初期設定の流れ

 決済システムと連携を行うための初期設定の流れは以下の通りです。 

  1.  利用する決済システムのアカウントを作成

  2.  事業者としての審査を受け、承認をもらう

  3.  決済システム側で、連携のためのコードを取得

  4.  取得したコードをリザストの画面に貼り付ける

 各決済システム連携の画面に、設定の方法が書かれた記事へのリンクが貼ってありますので、実際の設定は記事の手順に従って行えばできます。

● PayPal

 PayPal決済を利用するには、お客様もPayPalアカウントを持っていることが必要となります。PayPalアカウント間で送金が行われます。

 [APIユーザー名]、[APIパスワード]、[署名]の3つのコードをPayPalからリザストにコピペした上で、[支払い受領の設定]に記載の手順で、PayPal側にリザストのURLをコピペします。

● Stripe


 StripeはVISAやAMEX、JCBなどクレジットカード決済が利用できるサービスです。Apple Pay、Wallet、Google Payにも対応。お客様がスマホアプリを使っている場合に利用できます。

 Stripeで発行された[公開可能キー]、[シークレットキー]をリザストにコピペした上で、[支払い受領の設定]のURLと[事業のウェブサイト]をStripe側にコピペします。

 Stripeが定めている特商法表記の記入要領についてはこちらが参考になります。

 所在地、電話番号については「個人事業主の場合は「請求があったら遅滞なく開示します」で省略可。」と記載されていますので、自宅の情報を公開したくない場合はこのように記載しましょう。

● Square


 SquareもStripeと同様です。

Square側から [Production Access token][Location ID]をリザストにコピペした上で、[支払い受領の設定]に書かれた手順でリザストのURLをSquareにコピペします。

 Squareを利用する際は、こちらの特商法表記に基づく表記をご参照ください。

● ZEUS

 ZEUSはSBIグループの決済サービスです。手数料率は低いですが毎月固定の利用料の支払いが必要となります。売上が多くなるほど有利になりますが起業の初期段階ではあまり使われていないかと思います。

 ZEUS側から[IPコード]をリザストにコピペした上で、[cgi送信先設定]に記載のURLをZEUS側にコピペします。

4. 決済システム連携による販売のしくみ 

 リザーブストックで、決済システムを利用する際のしくみについて、おおまかな流れを知っておくことが重要です。

 決済システムとの連携設定が完了後、ツール毎に支払い方法を指定できます。

決済の流れは以下のようになります。

  1. 商品・サービスを作成し、決済方法を指定する

  2. お客様が商品・サービスを注文する

  3. 決済システムに移動し、お客様と決済システム会社間で決済が実行される

  4. 決済の結果通知がリザストに記録される

 実際の決済は、決済システムとお客様間で行われます。

 決済に失敗した場合は、1〜4のステップのどこで発生しているかを特定する必要があります。

  1. 決済システム連携の設定にミスがあったり、商品・サービス毎の支払い方法の有効/無効が設定されていなかったなど

  2. 注文時点で、リザスト側に何らかの不具合があった場合

  3. リザスト側で連携システムに不具合があった場合、お客様のカードが有効期限切れ、利用上限を超えた場合

  4. 決済システムからの通知を受け取れなかった場合(通信状態が悪いなど)

5. 契約サービス利用時の設定と注意点

 リザストの契約締結サービス(サブスク、分割払い)では、定期支払いのための設定が別途必要になります。

 詳しくは、リザーブストックのよくある質問を一読することをお勧めします。

契約サービスの設定画面の一番下にある[決済連携の設定]が設定完了になっていることを確認しましょう。

・PayPal

 PayPalによる定期支払いは、締め日や初回金額の設定が可能です。
 契約1件につき、1件の定期支払いIDと、請求月毎に発行されるトランザクションID(取引ID)があります。

・Stripe

 Stripeでは、契約1件につき、1件のサブスクリプションIDと請求月毎に発行される請求IDがあります。

リザスト側と各決済システムが正常に機能しているかどうかは、定期支払いのIDと、請求IDで確認することができます。


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