子供のためのQOL(クオリティ・オブ・ライフ)

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【QOL(クオリティ・オブ・ライフ)とは】

QOLとは人生の質とか、生活の質と呼べるものです。
先日友達がQOLを高めるためには?のようなニュアンスのツイートをしていたので自分なりに考えていたところ、QOLを高めることは子供が心や体を病まずに、周りと協力しながらより良い未来を生きていく鍵なのではないかと考えるようになりました。


【子供の自己肯定感や自己効力感はQOLに比例しているのではないか?】

昔読んだ本に“健康な子供の学力テストの点数はそうでない子供の二倍も高かった”という文章がありました。

また

“生活水準が高い家の子は学力テストの点数が高いのは予想できたが、低所得者層だけでみると、健康なこの方がそうでない子よりも成績がよかった”というデータが出たそうです。

生活水準が高いというのはQOLの一つの項目として上がるでしょうが、健康もまた一つの項目としてあげられるんじゃないか?と考えるに至ったのです。

子供にとってのQOLを一項目でも多く上げてあげれば、子供の学力は向上し、それにより自己肯定感も上がり、上がった自己肯定感で仲間と協力して何かを成し遂げていくことで自己効力感を上げることができ、その結果理想とする自分を思い描いてその自分に近づくことで自己実現を目指す。


そんな子が一人でも増えて社会に出て行ったら日本の未来はどうなるでしょうか?



【子供にとってのQOLとは】

・生活水準が高い
・親から愛されているという確信
・自分を全面的に信じ応援してくれる人がいるという事実
・お腹いっぱいご飯が食べられる
・暑さ寒さをしのいで安心してぐっすりと眠れる
・自分の体力に合わせて体を動かす環境がある
・自分の能力が集団での活動に役に立てるんだと認識できる

今のところ自分が考えた子供のためのQOLは上記のようなものがあります
概ね間違えてはいないとは思います。

上記で他人ではどうにもならない部分もあるのですが、学校や学校以外の時間で子供のためのQOLを上げていってあげることはできると思います。


学校の中で平均的な学力の向上を目指しつつ、組織の中で自分の今の力で協力できることをみつけ、さらにより良くするために自分にできること探し、そのスキルを学び、全体を押し上げていく力を一人一人がつけられるようにしていく課題を与えて実行させていけるようにできたら良いのではないかと考えます。

勉強、学校の勉強以外での学び、遊び、見て聞いて触れる体験などを提供していきたいと考えています。


そう考えると僕のやろうとしていることは塾じゃないんですよね。
算数のテストで80点とることは素晴らしいことですが、カマキリの絵を上手にかけるのだって素晴らしいし、泥団子を硬く綺麗に作れるのだって素晴らしい。

その素晴らしい能力を応用して、集団で集まったときにどのように役立つのか考えて、学び、行動していくのが自己効力感を高めるということであり、自己実現を目指すということなのであります。

その道は一人一人の子供をじっくりとみ続けて、時にアドバイスをし、見守ってあげる存在や場所があれば見つけやすくなるのではないでしょうか?

そんな場所を作りたいというのがもちおアカデミーの理念なのであります。

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