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キラインセクトの正しい立ち位置

はじめに

    10/14のアップデートにより、「インセクトシナジーによって新たに生まれた駒の棋士へのダメージが半分」に調整されました。またキラシナジーの累積回数も8→7となり、キラインセクトは大幅な弱体化を余儀なくされました。これでインセクト先導環境も終焉したのでしょうか。否、むしろキラインセクトはここからがスタートだったのです。

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なぜ、そのような事が言えるのかここでは2つのポイントに絞って見てみましょう。

2つのポイント  

・point1 インセクトシナジーによって新たに生まれた駒からさらに召喚されたトークンの棋士へのダメージは半減されていない

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 実際の画像を見てみましょう。

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上から順に棋士へのダメージは17点、13点、16点でした。

一枚目の画像は
アルケミスト星2 …3点
スパクイ星2 …3点(1.5点)
魔毒の芋虫星3×2 …6点(3点)
棘の密猟者星3 …3点(1.5点)
プレーグガード×8…8点

二枚目の画像は
オーガメイジ星2 …2点
アルケミスト星3 …3点
スパクイ星2と星3…6点(3点)
棘の密猟者星3×2 …6点(3点)
小さい蜘蛛×2 …2点

三枚目の画像は
オーガメイジ星2 …2点
終焉の審判者星1 …2点
魔毒星2と星3 …5点(2.5点)
棘の密猟者星3×2 …6点(3点)
プレーグガード×7…7点

と計算され、インセクトシナジーによって新たに生まれた駒の棋士へのダメージが半分になっている一方で、トークンの棋士へのダメージは半分にはなっていないことが確認できます。※小数点以下は切り捨てのようですね

このことから倒される位置を指定しやすい魔毒の芋虫星2や餌となる星1駒の配置はかなり重要なものとなっています。せっかく魔毒の芋虫3が生まれてくれたのに敵の攻撃が集中する地点では恩恵が薄いためですね。

※忙しい方のための何も考えていない時の芋虫星2の配置

敵を考慮しないならこの6箇所のどこか

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さらに何も考えないなら壁アルケミストの後ろ

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・point2 キラシナジーの累積回数の減少により、すぐに倒されてアルケミストの糧になってくれる近接駒を8体用意する必要がなくなった

これは考え方の問題なのですが、キラインセクトはミラーを除けば、基本的には終焉の審判者や闇のスピリット、デストロイヤー、占星術士(、稀に嵐のシャーマン星2)を1枠~2枠は採用した方が強いです。しかし、従来はそのシナジーパワーの高さから多少の認識の甘さがあっても勝ててしまうので正着を振り返ることが少なかったよう感じます。しかし、これからはキラシナジーのナーフが入り、魔毒の芋虫星2以外に1枠分非近接駒を採用してもよくなったので、敵構成への対策駒の理解の差が勝敗を分ける要因になったのではないでしょうか。

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まとめ

 従来のキラインセクトは、多少の甘い配置やアイテムの持たせ先、インセクトシナジーへの理解が浅くても、そのシナジーパワーによって勝ち切ることが容易でした。しかし、これからのキラインセクトは、テレポート短剣のケアはもとより、インセクト駒が倒される順番やどの位置で倒されるとより良いか、また終焉の審判者の投入判断や占星術士への理解が求められ、下手なプレイヤーと上手いプレイヤーの差が如実に現れる構成となったのではないでしょうか。

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おまけ

今日から使えるインセクト構成のちょっとの差(上から順に優先度高め)
・アイテムを全て渡しきれているか(超重要)
・相手の深海の守護者と幽霊ガールのスキルをアルケミストが喰らわない配慮

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・相手の神使に取らせる駒

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・敵のテレポート短剣への配慮

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・対ドラゴン5の時に下段、あるいは左側にかためる配慮
・対ウォリアー9の時の砂漠の射線(いつか紹介します)
・シャーマン4時にシャーマン駒をアルケミストが開幕倒さない配慮

如何だったでしょうか。今回の記事は駆け足での紹介となってしまったので所々甘いところがあります。アイテムの持たせ先や敵の構成ごとの配置の考え方等は紹介できませんでした。反響があればまた環境考察記事を別途で書きたいですね。よかったらいいねやコメントお願いします、励みになります。

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