終わりの日まで

あなたのその瞳は

涙を流すためだけについてるんじゃない

美しくも汚れたこの世界を見つめ

幸せを見極めるためについている

あなたのその鼻は

ただ鼻を啜る音を立てるためのものじゃない

正直者が馬鹿を見る歪んだ世界

幸せを得るための選択肢を嗅ぎ分けるためのもの


あなたのその口は

ただ打ちひしがれ歯を食いしばる為についてない

幸せなことを感じた時笑顔になれるように

好きな物を味わうためについている

あなたのその耳は

悪口やマイナスな言葉を聞くためだけじゃなく

あなたに必要な情報前向きな言葉を聞くためだ

悪い言葉達に唆されないためのものだ


あなたのその肌は

自らで傷をつけるためのものじゃない

あなたの美しさを示すためのものだ

愛しい人に触れるため触れてもらうためのもの


あなたの心臓は

自らで止めて欲しくて動いてるのではなく

幸せを得た後にあなたが生き抜いた後に

止まることを望んでる


皮肉だよね

生きたいという生存本能で赤子は声を上げるのに

時代が進むにつれその赤子達は少年少女になり

死にたいと声をあげている


誰もが死にたくて生まれてきた訳じゃないのに

死にたいと思わせる世の中は憎いね


でも負けないで

勝たなくてもいいけれど

僕らは負けちゃいけないんだ

苦しいことと同じくらい

幸せなことがあるから

僕のこの手をとって信じてほしい


何より悲しいのは自分に負けてしまうこと

弱い自分は誰もが嫌いになる共通の敵

でもそいつに負けて消えることほど

悲しいことはない

どれだけ辛いことがあっても

生死を決めるのは自分だから


どうか負けないで

そして思い出して

あなたの5体全てのパーツや臓器の全てに

価値があるのに

あなたに価値がないわけないということ

そもそも価値すらも自分次第

結局は全て自分次第ということを

誰にも愛されないのなら

愛されるように戦うしかない

弱い自分とダメな自分と

そこに打ち勝った時あなたはホントの強さを得る


生き抜こう

繰り返そう

何がなんでも生きてやるって

好きなことをしてから死んでやると


どうせ終があるのなら

やるだけやって終わろうって

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