「子どもを作ったら自然とスイッチが入って、何より子を優先する生き物になる」とは言うけれど。
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あたいの周りには色々な人間がいて、もちろん人の親である人間もいる。自分で子どもを産んだ人もいれば、血は繋がってないが育てている子がいたり、亡くなった兄妹の代わりに甥姪の面倒を見ている人もいる。まぁ複雑でもなんでもなくて全部とにかくシンプルに家族だ。
あたい自身のことを話せば、ゲイうんぬん関係なく、自身の子どもを持つ・作って産ませてしまうということを選択しない人間なのだけれど、そのことは聞かれない限りは表明していない。またやむを得ない場合(たとえばあたいの姉が亡くなった際の甥の後見など)では、子どもの面倒を見ることを選択すると思う。けれどその際取るスタンスとしては「親がわり」であって「親」ではない。
こういったことを話すと、「私も若い頃はそう思っていた」と返ってくることがある。これは男女問わず親になった人間の一部から返ってくる言葉だ。次いで何かしらの諌める言葉が飛んでくる。
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