TK

専門学生1年。20歳。

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最近の記事

小説投稿いたしました。

ナツイチ小説大賞応募作品です、是非お目通しよろしくお願いします。 希薄な人間関係を過ごしてきた明が、高校で初めてできた親友の朝陽(ともはる)の秘密を知ってしまったことがきっかけで、人間関係について思い悩む作品です。 自分なりの人間関係というものを考えて作った作品ですので、読んでいただけたら幸いです。

    • 『合縁奇縁の絵画』販売

      先月参加したノベルジャムという企画で電子書籍を販売いたしました。 https://bccks.jp/bcck/170186/info こちらがそのリンクとなっているので、もし興味がありましたらお目通しいただけると幸いです。

      • 『キャラクター』感想(ネタバレあり)

         今回感想を書く作品はこちら。  菅田将暉主演の映画『キャラクター』です。 あらすじ 絵は上手いものの、リアルなキャラクターが描けず苦悩していた漫画家志望の山城はある日偶然殺人現場を目撃する。 殺人犯をそのまま漫画のキャラクターにすることで漫画家として成功するが、殺人犯の両角は山城が描いた漫画を模倣して殺人を開始する。 感想(ネタバレあり) 大まかに言ってしまうなら『決して虚無ではないし、そこそこ楽しんで見れたものの脚本の粗を感じる作品』 まず最初に突っ込まずにはいられな

        • 君の名前で僕を呼んで 感想

          映画 君の名前で僕を呼んでを先日鑑賞した。 舞台は1981年の北イタリア。 17歳のエリオの元に、エリオの父の研究の手伝いに訪れた24歳のオリバーとの一夏の同性の恋を描いた作品だ。 この映画の存在は数年前から知っていたのだが、詳しい内容は知らずただの恋愛映画だと思っていたので、同性愛を取り扱った作品だということは先日初めて知った。 鑑賞者に非常に深い知識を要求する映画だというのが鑑賞直後の印象だった。 1981年という時代背景、作中で度々出てくる古代ギリシャの彫像や文学など

        小説投稿いたしました。

          Re:Make World!! 第一章 感想

          RTした人の小説を読む企画3つ目は霜月の猫(@Simotsuki_Neko)作の『Re:Make World!!』(https://ncode.syosetu.com/n2212gh/) 『インフェルノ』と呼ばれる、特殊能力者の集団が織り成す異能力バトルと『インフェルノ』の日常を描いた物語。 全員が良い感じに破綻しており、まさしく狂人というインパクトがありました。 それでいて日常シーンを描いていることでキャラの性格や関係性を掘り下げているだけでなく、読者に親しみを感じさせ

          Re:Make World!! 第一章 感想

          Fake Earth 感想 (18話まで)

          RTしてくれた人の小説を読む、2つ目はBirdさん作『Fake Earth』。 以下リンク https://ncode.syosetu.com/n0556fr/ 見えすぎる能力を持つ高校生、藤堂がゲームセンターであった女子高生・凛子を助けるべく『Fake Earth』と呼ばれる仮想地球で開かれるデスゲームに参加する物語。 藤堂が『Fake Earth』を攻略するための描写に力が入っており、冒頭の他プレイヤーにおける質疑応答がそういう体裁のルール説明だと見破るところがきっ

          Fake Earth 感想 (18話まで)

          ヴィーナシアンの花嫁 一章 感想

          twitterで告知した「RTした人の小説を読む」タグで募集をかけてみたところたくさんの方々がRTしてくださいました。 今回感想を書くのはdeep childさん作の『ヴィーナシアンの花嫁』一章です。(https://kakuyomu.jp/works/1177354054892348682) 長大な物語の為、分割して感想を書いていきます。またあくまで全て読んだ上ではなく一章単体への感想ですのでご容赦ください。 全て読み終えた時には総評もまた個別で書く予定です。 AIエ

          ヴィーナシアンの花嫁 一章 感想

          新作ノベルゲーム公開

          新作ノベルゲーム「昨日の敵は今日の友~ただし期間限定で~」を公開いたしました。 あらすじは、アカリという共通の知り合いを持っていながらそれ故に険悪な仲のワタルとカリンがとある事件をきっかけに共闘することになる物語。

          新作ノベルゲーム公開

          鬼滅の刃に対して思う事

          鬼滅の刃は12月4日に最終巻が発売され人気絶頂のまま終わった。Twitterで軽く検索をかけても「感動した」「ありがとう」などの声がたくさん見つかってくる。 しかし、それと同時に鬼滅の刃に対して批判意見が噴出しているのも確かだ。主な批判意見は「今まで碌な恋愛描写もなかったのに主人公達が唐突に結ばれて子孫が出てくる」「設定やエピソードを本誌で書かず単行本の余白に長文で書く」「その設定が本編で矛盾を起こしている」「慈しい鬼退治の筈なのに鬼殺隊は鬼を罵倒し元人間であったことを意識

          鬼滅の刃に対して思う事

          文学フリマを終えて

          文学フリマ東京に出展しました。今まで小説を書いたことはあれど印刷して誰かに買ってもらうという経験が出来たのは、他にも魅力的な作品があるなかわざわざ自分の作品を手に取ってくれた人たちのおかげです。 本当にありがとうございました。 文学フリマ東京2020/11/22にて出典した作品は『change』 この作品は双子の姉妹の有希と優菜がそれぞれ交友関係の悩みから入れ替わる話です。 元々自分もこの2人と似たような思いを抱えたことがあり、そこから『自分はこう思っているけど相手は

          文学フリマを終えて

          聲の形 感想

           聲の形は、小学生の頃聴覚障害者の西宮硝子をいじめていた石田将也が彼女と再会し自分や周囲と向き合っていく事で人との関わり合いの難しさと大切さを描いた物語だ。  聴覚障害者というものを初めて見た石田は好奇心から西宮をからかい、ついには主導して彼女を虐めるようになる。  小学生に聴覚障害者への理解や配慮などあるわけもない。  健常者でさえクラスの枠組みから違えば虐められる対象なのに、聴覚障害者の西宮が虐められないわけがなかった。  しかし西宮はそれでもクラスの皆と仲良くなろうと尽

          聲の形 感想

          ショーシャンクの空に 感想

            もしある日身に覚えのない罪で投獄されてしまったらどうするかーー。  『ショーシャンクの空に』は妻と間男を射殺した罪で投獄されてしまった1人の男が、それでも希望を貫く事で希望の尊さを描いた作品だ。  主人公のアンディは銀行員として勤務していたが妻と浮気をしていた男を射殺したとして終身刑の判決を言い渡され、劣悪なショーシャンク刑務所に投獄される。  投獄されたら最初にアンディは服を脱がされ、水を浴びせられる。  これがショーシャンク刑務所での囚人への洗礼なのだ。(ここは後で言

          ショーシャンクの空に 感想

          『Fate/stay night[heaven's feel]』感想

           先日劇場版Fateを観てきたので早速感想を。  率直に言ってしまえば非常に面白く、感動しました‼  普段映画で感動こそしても泣く事はあまりないのですが、今作は映画館で何度も泣きました。  原作のheaven’s feelルートは未プレイで(Fateルートしかプレイしていない)、過去のアニメ2作しか『heaven’s feel』を観るにあたって鑑賞していないのですがそれでも充分に感動できた辺り名作だなぁと。  もちろん今までのアニメ2作という積み重ねがあってこその感動なわけで

          『Fate/stay night[heaven's feel]』感想

          ハーフ オブ イット プレゼン

           『ハーフ・オブ・イット~面白いのはこれから~』はネットフリックスオリジナル映画である。  頭脳明晰な女子高生エリーは、クラスメイトからの宿題を代行する事で小遣い稼ぎをする日々を送っていたがある日アメフト部の男子生徒ポールから学校一の美少女アスターへのラブレターを代筆するように頼まれる。  エリーは同性でありながらアスターへ恋心を抱いていたが、その気持ちを押し殺しラブレターの代筆の依頼を受け入れる。  ラブレターを代筆した後も女性の扱いに疎くアスターと話が合わないポールを必死

          ハーフ オブ イット プレゼン

          ハッピー・デス・デイ プレゼン

           今回プレゼンするのは『ハッピー・デス・デイ』  素行に問題アリの女子大生テレサは誕生日の日、謎のマスクを付けた人物に殺害されてしまう。  しかし目が覚めるとテレサは誕生日当日の朝に戻っていた。  自分が殺されるたびに同じ1日を繰り返していると気付いたテレサは自分を殺そうとする相手が誰なのか探るべく、殺人鬼に立ち向かうというのが本作の概要である。  この作品の見どころは、ループする1日の中で誰がテレサを殺そうとしているのかを探る様子ではなくドンドン回数を経るごとに吹っ切れてい

          ハッピー・デス・デイ プレゼン

          劇場版 FINAL FANTASY XIV 光のお父さん感想

           以前原作であるブログ記事をまとめた書籍を読んだことがあるので、映画の方も見てみようと思い鑑賞した本作。  感想としては普通に面白かったです。  親子間のわだかまりがオンラインゲームを通して徐々に氷塊し、互いの愛情を再確認する様子はベタだけど丁寧な作りになっていたなと。  コミカルなシーンもそれなりにあって笑えたし。  ただ一方で欠点を挙げると、本筋である『主人公と父親がオンラインゲーム内で他人同士として接する』とは無関係な話がやたらと挟みこまれていて物語がややぶれてしまって

          劇場版 FINAL FANTASY XIV 光のお父さん感想