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「私じゃダメ で 外国人メンバーのサポートでうまくいった時のニッチな喜び!」

みなさん
こんにちは。

NPO法人Mother’s Tree Japan事務局長のつぼみです。

今日は私のニッチな喜びをシェアしたいと思います。

NPO法人Mother’s Tree Japanは、助産師・保健師・産前産後ケアのスペシャリスト・保育士などのコアメンバーの他に

日本でのお産経験がある先輩ママや医療通訳者、日本での生活が長いそれぞれの国のメンバーによって成り立っています。

多文化共生の現場で一番多いのが、日本語を多言語化するサポートなのですが

言語だけでなく文化風習宗教などの違いから『土台』が異なるため、ただ多言語化するだけでは伝わらない・サポートにならないことがあります。

昨日ちょうど、そんな例があったのでご紹介します。

メッセンジャーに思い詰めた感じのバングラデシュのママから英語でご相談がありました。

9ヶ月になる赤ちゃんが離乳食の方が好きになってきて、母乳を飲むときに乳首を噛むようになってしまった、というお悩みでした。

つぼみは乳児保育の保育士や産後ケアを長くやっていたので、どちらかというと得意分野のご相談です。

歯が痒いのか、もう母乳より離乳食がいいのか、はたまた、気が散っているのか

やりとりを重ねていく中で、乳首が切れることや栄養面などは実はママにとっては最重要ではないことがわかってきました。

栄養を自分で摂りたい気持ちの現れ、赤ちゃんの健康的な発達であることはわかったけどやはりモヤモヤ。

さらに聴いていくと、バングラデシュの慣例として2歳くらいまではできるだけ母乳をしっかり飲ませたいのに、飲ませられないご自身はだめなのではないか、と言う葛藤を訴えておられることに気づきました。

そこは、NPO法人Mother’s Tree Japanの同国のメンバーの出番です!

同じ国の先輩ママからの電話カウンセリングをご希望されるかを聞いたところ、是非!とのことなので電話をしてもらいました。

そして、結果はもちろん円満解決^_^

母国語でしっかり話しを聴いてもらい、文化的な背景から来る悩みも受け止めてもらえて、相談してきたママはスッキリ、ひと安心。

結果的にメンバーがしたアドバイスは私と同じでしたが、その大前提のところ、文化的な心象風景を共有した上での受け止め力と、それによる安心感が、私と話すのとは全く違うのです。

そして、こんな風に、私ではダメで、私の自慢のメンバーが活躍してくれた時こそ

「これこれこれなんです!!ここがNPO法人Mother’s Tree Japanの真髄なんです!」

と喜びでいっぱいになります(*^^*)

そして、この活動を来年も続けるために奔走する勇気になる瞬間です。

NPO法人Mother’s Tree Japan
事務局長 坪野谷 知美

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