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【活動の中で一番嬉しいこと と 同じくらい嬉しいもう一つのこと】

みなさん
こんにちは。

NPO法人Mother‘s Tree Japan事務局長坪野谷 知美です。

今日はこの活動をしている中で一番嬉しいことと

それと同じくらい嬉しいことをご紹介しようと思います。

一番目に嬉しいこと。

それはもちろん、NPO法人Mother’s Tree Japanにご縁があった様々な国のママたちから、無事に赤ちゃんを出産したよ、というご報告があった時です。

中には生まれて数時間後に赤ちゃんとママの写真を送ってくれるママもいて、リアルタイムで感動を分かち合うことができるのは、この活動をしている中でいただく恩恵です。

そして、それと同じくらい嬉しいこと

それは

外国人スタッフの素晴らしさを褒めていただいた時です♪

私たちの外国人スタッフは現在12カ国80名くらいなのですが

私たちの活動に共鳴してくれて、自ら連絡をくれてメンバーになった人たちです。

ご自身の日本でのお産経験が大変だったから
同胞が大変な思いをしているのを助けたいから
理念に共感したから

お申し出の動機はそれぞれですが一人一人とオンラインで、まずは私とのおしゃべりに付き合ってもらって(笑)、ご本人がOKといってくれたらメンバーに加わってもらいます。

中にはプロの医療通訳者もいて

当事者たちの言うことを「足さない・引かない」
余計なことは一切話さない
名前も教えない 

と言う医療通訳の約束事の中では、本当の意味でのサポートができないと感じたから、と言う理由でメンバーになってくれた人たちが何人もいます。

NPO法人Mother‘s Tree Japanでのサポートの約束事は実は3つしかありません。

1つ目は 秘密保持。

2つ目は おしゃべりをしたりして気持ちをほぐして、本当に困っていることを聴いて寄り添ってほしいこと。

3つ目は LINEなどを聞かれた時は必ず事務局長をグループに入れてのやり取りにしてもらうこと。

そうしておくことで何か問題が起きた時に事務局長である私が責任を取ることができて、スタッフを守ることができるからです。

その 3つしかない約束の中で、研修もなしにいきなり現場に飛び込んでもらう、アジア的?なゆるさで成り立っているのですが(笑)

メンバーたちは本当に機転が効き、私も感心するほどどんなシーンでもうまくやってくれるのです。

大きな病院、自治体などからも

「通訳と思ってきてもらったけれど、こんなに援助者とクライアントの両方をうまく取り持ってくれるなんておもっていませんでした。クライアントがあんな笑顔を見せてくれるなんて!」と

褒めていただくことが多いのです。

つまり、両国の文化的差異の溝を架け橋となって埋めてくれ、双方に寄り添ってくれるのです。

メンバーを褒めてもらった時は「そうでしょう、そうでしょう!」と心の中で叫びそうになるのを我慢しつつ、嬉しくて、誇らしくて、思い切り破顔してしまいます。

そんなメンバーたちに私ができることは感謝しかないのだけれど、仕事に、子育てに忙しい中でやりくりしてくれて、時には昼夜を問わず寄り添ってくれる素晴らしいメンバーなのです。

そんなチームで活動できるからこそどんなことがあっても芯がぶれずに進んでいくことができることを日々実感し、感謝しながら活動しています。

事務局長 坪野谷 知美

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