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学びの時間を設ける
夏休み、やっと7月の終わりが近づきましたね。
今年の夏の暑さは、ちょっと尋常じゃない気がしています。
あなたも、バテずに元気に過ごせていますか?
お勉強だけじゃ生きていけない!?学びの時間を設ける
「夏休みを活かす子育てアイディア5選」の2つ目!
【学びの時間を設ける】についてです。
ここでの「学び」とは、大きく伝えると、人生の学びです。
子どもの夏休みは、宿題もあり塾も通わせてると、どうしてもお勉強させたくなりますが、お勉強だけじゃ大人になって生きていけない💦
そんな「人生の学び」です。
人生の学びというと大きいですね。
ここではあえて「お勉強」と分けるために、人生の学びと表現しました。
子どもの人生、全体を考えてみる
ここで、「学びの時間」を紐解くために、少し視野を広くして、子どもの人生全体を考えて見ましょうか。
学校のお勉強ばかりをさせて、高校卒業、大学卒業まで子どものお世話を親がやってきたら、どうでしょう?
朝起こすのも、親?
ご飯の支度も、片付けも、親?
洗濯物も、洗濯機を扱うのも、干すのも、畳むのも親?
家の中の掃除も、ゴミ出しも、玄関の掃き掃除も、お風呂の掃除も…
出し始めたら、際限がないですね。
実際に、大学生の女の子からの相談で、こんな相談がありました。
「一人暮らしになって、こんなにも自分が何もできないと知って、どうして良いか分かりません。
自分で朝起きる事も、時間管理する事もできなくて、大学の授業もそうですが、アルバイトにも遅刻をして、来なくて良いと言われてクビになったバイト先が複数あります。
ご飯も作れないから、基本コンビニで買ったり、お惣菜を買って生活しています。
だから、お金もかかるのにバイトも長く続きません。
大学もとうとう留年しました。
せっかく勉強を頑張ってきたのに…バイトすらクビになる私が、就職なんてできるのか不安でしかなく、今は遅刻しても来てくれるだけで良い!と言われるキャバクラで働いているけれど、親にはそれを言えません。」
大学の名前を言えば、誰でも知っている大学に通う女の子です。
極端な例とは思いますが、お勉強だけさせて、一人暮らしになった子の生活の1つの例でもあります。
大人になるという事
大人になって自立するという事は、自分の面倒を、自分で見れる事です。
自分の身の回りを管理して、仕事に集中できる環境を整えて、初めての仲間ともコミュニケーションを取り、睡眠時間や自分の身の回りの環境を適切に管理して、日々生きていける能力。
これは、学校のお勉強をしているだけでは身につきません。
家庭の中で、何を「学び」にするのか?
学校やお勉強では育たない、「子どもが自立した大人になるための学び」を、夏休みに経験させられたら、子ども自身が安心して大人になる準備をすることができます。
なので、朝自分で起きる、ご飯を作ってみる、掃除をする、洗濯物を干すなど、いろんな物事を経験してもらって行きましょう。
「経験とは、失敗を経て身になる」
ここで言う「経験させる」は、失敗も含まれます。
失敗せずに成長というのは、なかなかあり得ませんよね!自転車を乗れるようになるのに、どれだけ転んだ事か。
子どもに洗濯物を干すことを経験させるとなると、洗濯物が洗い終えたのに、干すのを忘れて夜まで洗濯機の中に洗濯物が残り、生乾き臭のする洗濯物を目の当たりにする!なんていう失敗もあるかもしれません。
それを子どもが経験して「洗濯物って、すぐに干さないと臭くなるんだ!」と言う失敗を経験して、それを親子で一緒にリカバリーする事によって、洗濯物の良いパターンと、悪いパターンのどちらも経験して、自分からより良い方を選べるという状態です。
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子どもは失敗する!という心の準備をして、経験させてみましょう!
子どもはたくさんたくさん失敗して育ちます。
なので、子どもが家事や自分の面倒を見る中で、「この子はたくさん経験するから、失敗するよね〜!」と見守る心の準備が親には必要です。
そして、家にいる時間が普段より増えて、学校のある日のルーティンと違う夏休みだからこそ、子どもが失敗を経験できるチャンス!
親としては、ちょっと大変だけど💦
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