夏休みは家事が増える時期でもあります。子どもたちに簡単な家事を手伝ってもらうことで、責任感を育てられます。
その時のポイントは「子どもがやれそうだ!と子ども自ら言うことを任せる」という事と、できなかった所に❌をつけるのではなく、できた事に⭕️を積極的につける事。
なぜなら…
実は、お勉強より大切な「家事」
子どもは学校で勉強をしているから、どうしても親としては「勉強」に意識が行きがちです。
もちろん!勉強も大切!
そこで、もう少し視野を広げてみましょう♪
子どもが自立して、大人になった時にまで、ちょっと想像を膨らませてみましょう✨
大人になった時に、何が子どもの生活を支えるのか?
子どもが大人になった時に、何が子どもの生活を支えるのか。
なんだと思いますか?
ちょっと意地悪な聞き方になりましたね。
「生活」を支える!となると、自分のお世話を自分でできる事。
自分の感情も含めて、自分の生活を自分でコントロールできる事。
それを含めて「自立」と言うんだと思うのです。
子どもが安心して自立できる下支えは「家事」
私たちも、フルタイムで仕事をして、家事って面倒じゃないですか?
た
だ、効率よく家事ができるとしたら、それは「慣れ」「経験の蓄積」なんだと思うんです。
だから、徐々に慣れさせて行く事ができるのが、夏休み!
ご飯を作る事経験をさせる
家事を少しずつ参加を促す中で、一番大切なポイントは、
【子どもがやりたい事をやらせてみる】です!
掃除が嫌いな子に「掃除をやって!」と伝えても、みるみるうちにやる気ダウンして、そこから親子でストレスが生まれます。
それなら、「何ならできそう?」から始めます。
そして「朝新聞を取る事ならやれる」をやらなかった時には、「やらないじゃない!」と責めるとまた、やる気ダウンです。
なのでそんな時には「朝新聞を取る以外で、やってみたい事って何?」です。
もしも「やりたい事」が出てこないお子さんには、ぜひご飯作りを経験させてみてください!
自分の食べたいものなら作ってみたい!というワクワクする気持ちを引き出す事ができるし、ご飯作りは子どもの体つくり、健康作りにつながります。
大人になった時に、重要な家事は…
大人になった時に重要な家事の1つは、「食事づくり」です。
掃除は、もう機械がやってくれます。
雑巾拭きまで、機械がやってくれます。
洗濯も、洗濯機が乾燥までやってくれます。
機械が代わってくれないものは、「食事づくり」や「お片付け」です。
中でも「食事づくり」は、子どもが自立した後でも身体を作り、健康を守ります。
コンビニでもスーパーの惣菜でも、お腹を満たすことはできますが、健康までしっかりと守れるかどうかは、どうでしょうか?
この夏休み中一度だけでも、一緒に食事づくりをやってみてくださいね!