vol.6 習い事より、勉強より、子どもの発達に睡眠が大事なワケ

こんにちは　中曽根陽子です。

連休明けや長期休暇明けに不登校が増える原因の一つに、生活リズムの乱れがあると言われています。海外旅行にいったときと同じ時差ボケ状態になっている可能性があるからですね。
もし、朝からお子さんの機嫌が悪い、起きられないなら、この数週間を振り返り、寝る時間や起きる時間がまちまちになっていなかったか、見直してみてくださいね。
さて、そんな悩みを解決する方法が満載の本が出版されました。
私が主催している「マザークエスト 」のサポーターでもある小児科医の成田奈緒子先生の新刊『子どもが幸せになる「正しい睡眠」』（産業編集センター）です。
成田先生といえば、「早寝・早起き・朝ごはん」運動の中心メンバーだった方ですが、マザークエスト の特別授業でも、いかに子どもの成長に睡眠が大事か、睡眠を変えることで「子どもの困った」がなくなった実例をたくさんお話してくださいました。
マザクエラボでも早寝早起きプロジェクトに取り組み、いい結果が出ています。
実際マザークエスト のメンバーの中には、睡眠を第一優先にして、子どもが御三家に見事合格した人が続出しています。
それでも、「睡眠が大事ということはわかっているけれど、仕事もしていて夕方は時間がないし、子どもは寝ないし、早く寝せるのは到底ムリです！」という声があるのも事実。
だけど・だけどですよ、それでもやっぱり子どもの成長には正しい睡眠が欠かせないんです。だから、あとで後悔しないためにも、できる方法を探してほしいなと思っていました。
そんなことを先生にお話していたら、早速この本を書いてくださいました。
今回の本には、実際に生活リズムを改善した年齢別のケースがたくさん載っています。
もし今子育てになんらかの悩みを抱えていらっしゃるなら、この本を読んで、お子さんの生活リズムを見直してみてください。
そこから悩みを改善する糸口が見つかるかもしれません。

参考『子どもが幸せになる「正しい睡眠」』（産業編集センター）成田 奈緒子、 上岡 勇二
●中曽根陽子／教育ジャーナリスト、マザークエスト代表　　
教育機関の取材やインタビュー経験が豊富で、紙媒体からWEB連載まで幅広く執筆。子育て中の女性に寄り添う視点に定評があり、テレビやラジオなどでもコメントを求められることも多い。海外の教育視察も行い、偏差値主義の教育からクリエイティブな力を育てる探求型の学びへのシフトを提唱し、講演活動も精力的に行っている。また、人材育成のプロジェクトである子育てをハッピーにしたいと、母親のための発見と成長の場「マザークエスト」を立ち上げて活動中。『一歩先いく中学受験 成功したいなら「失敗力」を育てなさい』（晶文社）、『後悔しない中学受験』（晶文社出版）、『子どもがバケる学校を探せ!　中学校選びの新基準』（ダイヤモンド社）など著書多数。ビジネスジャーナルで「中曽根陽子の教育最前線」を連載中。

オフィシャルサイト　https://www.waiwainet.com/

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